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師走の忙しさの正体

今月はとにかく忙しない。
5日に卒論を提出し、14日にはバイト先の昇給テストがあり、来週はレポートを2つ提出しないといけない。

つい先日までは卒論のために徹夜でしばらく過ごしたけど、バイトが朝番だった今週は5:30起きが続いている。多分来週はレポートがあるからまた徹夜するかもしれない。
生活リズムの振れ幅が激しすぎる。

バイト先も年度末のせいか、来店されるお客さんが増え、ピークの時間がいつもよりも長い気がする。オーダーに追われて必死に働いているけど、気を抜いていなくてもミスしてしまうのでいつも以上に集中していないといけない。だから終わった後は自分でも驚くくらいの疲労に襲われてしまう。
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師走の語源は「師」が「走る」

今まで悠々自適に学生生活を謳歌してきたせいか、12月なんてクリスマスと紅白がある程度にしか思わなかった。こんなに忙しいものだっけ12月って…。

まぁ師走という言葉の語源は「師」が走る、つまりお坊さんなどが12月になるとお経をあげるために各家へ走りまわる事が転じて、普段落ち着いている人も忙しく走り回るといった背景がある。

普段からそそっかしく注意散漫になりがちな僕はもはや「師」とは縁遠いだろという突っ込みは無視するとして、こうもやる事が沢山あると全部放り投げてしまいたくなる。

温泉にでもゆっくり浸かって、俗世からの解脱を図りたい。アァ、温泉が恋しい…

なんで人間やってるんだろう。人に化けて俗世を悠々と渡り歩くタヌキであったらよかったのに。そうすれば好きな時に人間をやめてモフモフしていられる。温泉にも行ける。ご飯もまぁなんとかなる。害虫駆除の罠にだけ気をつけていれば何も困らない。

考えれば考えるほど、化けれるタヌキになりたくなる。なんて阿呆なんだろう、僕は。忙しい日常が押し寄せてきているというのに。

まぁ仕方ない。阿呆の血のしからしむるところだ。明日のことは明日頑張るとして、今日は美味い酒を飲みに行こう!
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唐突にオススメの一冊を紹介する

森見登美彦の『有頂天家族』。可愛らしいタヌキたちが京都を舞台に繰り広げる、愉快だけどハラハラもありの少しミステリックな物語。もはやこのnoteの参考文献。


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