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自然災害に技術で立ち向かう

私達が住むここ地球には様々な災害が発生し、毎年甚大な人的・金銭的被害が出ています。
しかし私達はただなすすべなく自然災害に甘んじているわけではありません。
今回はどんな技術的な対抗手段を講じているのか、自然災害ごとに見てみましょう。


雪崩(なだれ)

雪崩の原因は積雪の高さと積雪内の水分量にあります。
そこでレーダーで積雪層の高さを測り、GPSの干渉度で水分量を推測して、雪崩が起きそうな気配を察知しています。
また地震計を使って実際に雪崩が起こったことを素早く知ることができます。

津波

日本人には印象深い津波の観測には、長年地震計による地震の発生を確認してきました。
近年はそれに加えてGPSが用いられているます。
陸に置かれたもので地面がどれだけ動いたかを察知できますし、洋上のブイに設置されたものからは直接津波の動きを観測可能です。

誘導地震

地震は人間の活動によって誘発されることがあります。
水力発電用の貯水池を造ったり、ガスや石油などの資源を抽出したときに排水を注入したりすることによって、誘導地震が発生します。
そこで地震計と測地計測を連携させ、貯水池や断層の状況を観測しています。

太陽嵐

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