心配事の95%は無駄じゃない
心配事の90%は起こらないのだから、心配なんかしないで他に集中するという考え方がありますね。
実際の研究でも、人間の心配事の79%は起こらず、さらに残りの21%のうち16%は対処できる心配事なので、起こって困るのは5%くらいという結果が出ているみたいです。
この5%が起こってしまったら、どんなに心構えをして準備していたとしても対処できないということなので、逆にいよいよ考える必要はないですよね。
だからと言って、心配事をしても意味はない、時間の無駄だというのはもったいないなと思います。
対処できる16%の心配事がどういうモノなのか?
それが分かれば、ついつい心配してしまう人間の癖を最大限に利用できるはずです。
ほとんど起こらないことを考えているということは、妄想に近いですよね。
この妄想に何かが加われば、実際にそれは起こる可能性があります。
そして、妄想を繰り返していたことでトレーニングになります。
より上手く対処できる準備が整っているわけですね。
想像力が加わった妄想は、ほぼ未来予知だと思います。
今の状況がこうだから、この先こういうことになっていくはずだと想像力を膨らませて現実的に妄想しているので、その未来は訪れる可能性が高いです。
先を知っていれば、備えられます。
これが、対処できる16%の心配事の正体ですね。
想像力が加わっている妄想を増やしていけば、起こることもない心配事をして、時間を浪費することは無くなります。
5%の起こったらどうすることもできない事態は、想像力でイメージできたとしてもトレーニングできません。
ですが、残りの95%の心配事は想像力次第で、とても意味のある妄想に変えられます。
世の中で言われている通り、心配事をしている時間は無駄でしょうか?
どうせ起こるはずはないと、想像力を放棄している時間のほうが無駄なように思います。
大きな大きな争いは、他人事で、どこか別の惑星のお話ですか?
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