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夢を叶えたのに気づいたら借金まみれの人

皆さんはじめまして、初投稿となりますトミタです

普段、僕は大学へ通いながら様々な事を考えています
そんな中で感じたり思った事の一部をnoteでは共有していきたいと思います

面白いおっちゃんとお喋りして来たよ

先日僕がアルバイトしているBarの社長とランチ会する機会がありました

この社長は、30年ほど前バーテンダーとして働いていた所を飲料業界大手S社に声をかけられ

・S社ジガーバーの出店計画数十店舗を指揮
・当時S社が出資していたカフェのコンセプトや出店計画を指揮(調べたら現在300店舗を超えていた)
・現在は都内に20店舗以上ある創設31年目Barチェーン社長

数多くのBarを開業してきた社長と3時間くらいモスバーガーを齧りながらお喋りしてきた内容を僕なりにまとめていきます

バーテンダーが自分の店を持つ

身の周りのバーテンダーは自分の店を持つという夢を持ってこの業界に入って来る人が多いです

一度独立したいと言っている先輩に聞いてみた事があります

『儲かりそうなラーメン屋とかではダメですか?』

めちゃくちゃ怒られたのでプライドとかの関係で本当にBarじゃ無いとダメなんだと思いました

ではその人達のBarを開くという前提が揺るぎない物だという事が分かった上で

利益=売上-経費

この式がBarだとどうなるのか

■売上
Barでは空間を楽しむ人が多いので回転率が低いです

常連さんで成り立っている店舗の場合
ボトルキープしている常連のお客さんのお酒を頂いて、ボトルを入れるサイクルを加速させる必要があります

お客さんが価値を感じるなら一杯の単価を上げる事もできますが
この場合の価値はバーテンダーの技術が伴っており、バーテンダー本人に会いに来てお酒を通してバーテンダーを楽しむ人でないと成立しません

これらの方法である程度売上を増やす事が出来ます
それでも回転率故に自分やお客さんの肝臓に限界もあるし、普通の飲食店より儲かる上限が低くなります

■経費
固定費の大部分を占めるのが家賃でキャパも周囲のBarの需要も決まるし
物件が最重要と言えるでしょう

そのせいでBarは立地が悪い事が多いが隠れ家的雰囲気と言い張ります

変動費は酒と人件費が大部分を占めます
酒は腐らないから保存し易い一面がありますが

『粉物は儲かる理論だとぴったりじゃん!』

と安心してると僕みたいなアルバイトに飲まれて店の資産がガリガリ削られていきます

儲かる上限が低いBarだと致命傷になるかもしれない、雇う人は気をつけて選びましょう

ここまで何が言いたいかと言うと結論厳しい、それでも式さえクリア出来れば儲かる

正直借金して店を開くだけなら誰でも出来ます
では、なぜこんなに多くの店は潰れるのか?

A.周りに止める人が居ないからです

店を開くと言うと周りはだいたい褒めます
よく考えたら明らかに儲からないビジネスだったとしても

これが本人に根拠の無い自信を与えてしまう
そうすると始める前に式の事を忘れる
気づいた時にはもう遅いという事になります

式の事を忘れたらただでさえ儲かりにくいBarは当然儲かりません

そして盲点なのが『barを持つ事自体が目的になってしまっている』という事

借金して自分のBarを開いてそこで終わりだと手元に残るのは借金だけです

大事なのはBarを通して○○するみたいな事だと思います
走り続けることをイメージしましょう

Barは作るのに大体1000万必要です
大学の何倍でしょうか?
大学は4年間勉強出来ますが、Barで失敗すると1000万で潰れるまでの時間を引き算の勉強をして終わります

まとめ

結論としては
・物事に踏み込む前にそれが勝てるものなのか判断する事が大事
・周りのイメージだけの祝福で天狗にならない
・目的の場所を間違えない
です

今回は僕に馴染みのあるBarでお話しをしましたが、何事にも活かせる事だと思います

今後も生きてて思った事を垂れ流していこうと思います

せっかくここまで読んで頂いたし
フォローして貰えればとても嬉しいです