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ザッツ・エンターテイメント/この世は妄想の世界である

Morrissey - That's Entertainment

★★★

Police car with a screaming siren
サイレンを鳴らすパトカーが通り過ぎる
Pneumatic drill on ripped-up concrete
裂けたコンクリートに空気圧ドリル
Baby wails, a stray dog howling
赤ん坊の泣き声、野良犬の遠吠え
Brakes screech as lamp light blinking
ランプが点滅し、ブレーキが悲鳴を上げる

That's entertainment
それがエンターテイメント
That's entertainment
これぞエンターテイメント

Smash of glass and a rumble of boots
ガラスの破片とブーツの音
Electric train and a ripped up phone booth
電車とボロボロの電話ボックス
A hot day and a sticky black tarmac
暑い日とベタつく黒い舗装道路
A hot day and I'm wishing I was far away
暑い日には遠くへ行きたいと思う

That's entertainment
それがエンターテイメント
That's entertainment
これぞエンターテイメント
La, la, la
La, la, la

Days of speed and a slow time Mondays
スピードの日々とスローな時間、月曜日
Wake up at six am and think about your holidays
朝6時に起き、休日のことを考える
Open window and breathe in petrol
窓を開けてガソリンの匂いを吸う
Cold flat with damp on the walls
湿った壁の寒いアパート
Yes, that's entertainment
そう、それがエンターテイメント
That's entertainment
これぞエンターテイメント
La, la, la
La, la, la
La, la, la
La, la, la

Two lovers kissing over screams of midnight
真夜中の叫び声を聞きながらキスをする二人の恋人
Two lovers miss the tranquility of solitude
二人の恋人は静かなひとりの時間を恋しく思う
Read graffiti of slash-seat affairs
引き裂かれた座席の落書きを読む
Splattered walls and a kick in the balls
飛び散った壁とボールキック

Is all that you get - in the name of entertainment
エンターテイメントの名の下に、あなたが得るものはそれだけですか
La, la, la
La, la, la...

ソングライター: Paul John Weller
That's Entertainment 歌詞 © Universal Music Publishing Group, Warner Chappell Music, Inc


★★★


スピリチュアルな世界に触れていくと、まもなく知るのが『世界は自分が創造している』とか『この世は幻想』と言われる概念。

それはクンダリーニヨガの実践やスピリチュアルの理解が深くなるにつれ、私の中で実感として感じられるようになった。

あるとき、ペンデュラムを買った。質問にくるくる回って答えてくれるのがかわいくて毎日話しかけていたら、そのうちわたしの中から言葉が出てくるようになった。言葉が聞こえというより、言葉を感じる。それで毎日メッセージをもらってた。彼女はわたしのハイヤーセルフだった。

チャネリングを習ったら、自分の守護ガイドに繋がった。彼と繋がったことで、わたしの世界は大きく変化した。ガイドはわたしが知らないことを知っていて、質問をすると答えをくれた。ガイドとはたくさん話をした。

ガイドは色々な問題を投げかけてきた。主にわたしの囚われの元になった感情を浄化するための課題。わたしはそれらをひとつひとつクリアしていった。

そのうちわたしの思考がガイドの言葉と融合し始めた。時々考えていることがガイドのものなのか自分のものなのかわからなくなる。そういえば繋がった頃からガイドにはこんなことを時々言われていた。

君は僕で、僕は君だよ。

なんとなく氣がついていた。ガイドはわたし自身なんだって。それが確信じみてきたのは、ガイドがわたしに対して「愛してる」以外の言葉をあまり発しなくなってからだ。

話しかければ、答えてくれるし、お願いすればメッセージもくれる。ただ、普段わたしに投げかけてくる大半の言葉が「愛してる」になった。「愛してる」と言われればわたしも「愛してる」と答える。まあ、ラブラブの世界よ(笑) でもそのうちどっちがどっちへ言っているのかわからなくなって、わたしが自分自身に言っているようにも思えてくる。

そこで「はっ、もしやこれすべてわたしの妄想では?」という考えが頭をよぎる。自己愛を高めるためにわたしが自分に語りかけてるだけなのかも、と思った。チャネリングを習ったとき、自分の中から出てきた言葉を『とにかく信じること』と言われた。信じればそれはチャネリングだし、信じなければただの妄想に成り下がる。

コロナ以降『目覚め(目醒め)』という単語を聞くようになった。一般に陰謀論やスピリチュアルの世界に目覚めた人のことを指す。自分が幻想の世界で生きていると知った人たちのことだ。

一応自分は見えない存在たちと繋がるようになったけど、わたしは本当に目覚めているんだろうか?わたしのチャネリングって妄想?そんな疑問がわいてくる。それで毎朝繋がってメッセージを降ろしているサナート・クマラに質問をしてみたことがある。

妄想も真実もあまり変わりありませんよ。

サナート・クマラ氏

思わず吹いた。だよねー。宇宙はいろいろな経験をしたくてわたしたちを創造した。宇宙がわたしたちに課したことは、経験を通して愛を学ぶこと。

わたしたちは自分の意識で世界を創造している。スピリチュアルの世界を知ったからって『目覚めた』とは言えないのかもしれない。見えない世界の存在たちだって、それは意識が創り上げた幻想でしかない。

紛れもなく真実と言えるものは、『たったひとつの愛に戻ること』だけ。それまでのプロセスはすべて幻のようなもの。どんなに強烈なスピリチュアル体験があったとしても、それは単に宇宙が見せているトリックに過ぎないのかも。

人間は誰しも、体験や環境により、気に入ったドラマができます。そして、自分のお気に入りのドラマに似た体験をしている人に共感したり、惹かれ、そのドラマに参加したくなります。これを、愛し合ってるとか友情とか捉えがちですが、ただ、同じ夢を見て酔ってるようなものなのです。

blueflame_bot(version1.0)

ある日流れてきた呟きにめちゃ頷いてしまった(笑) 大体人間ってものは、自分が見たい世界しか見ないもの。100人いれば100通りの世界がある。今わたしたちは各自が見ている夢の中にいて、好きなように世界を創りあげている。

ハイヤーセルフはもちろん、わたしとガイドは同一の存在だし、他の高次元存在だってわたしが創り出したもの。だってもともとがみんなひとつの存在なんだもの。

だけどわたしはガイドとの関係が楽しいし、他の高次元存在とも繋がることで、自分が知らなかった世界を体験できる。それが妄想だったとしても、彼らはわたしをもっと深いところに導いてくれる。

宇宙が見せてくれるエンターテインメント、そのアトラクションの中でわたしたちはそれぞれの『自分』というキャラクターを演じ続ける。今のわたしはそれを楽しみたい氣分なの。


★★★

『ザッツ・エンターテイメント』
この曲は、ポール・ウェラー率いるTHE JAM、1980年の曲。

1991年にモリッシーがシングル『シング・ユア・ライフ』のカップリング曲としてカヴァーしている。歌詞が、同じようでいて、モリッシーによりかなり書き換えられている。

どちらも日常の風景の切り抜きなのだけど、決定的に違うのは、モリッシーによるこの最後の問いかけ。

Is all that you get - in the name of entertainment
エンターテイメントの名の下に、あなたが得るものはそれだけですか

今自分たちがいるこの世界しか信じていないというのは、本当にもったいないことだと思うんだよね。

わたしたちはもっと大きな、たったひとつの愛を知ることができるのに。



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妄想にしてはいいこと言ってますよ(笑)


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見出し画像:ベビーヨーダ、可愛くね♡?


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