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ぷらぷらり日記 2022.1.19 住道駅周辺〜箕輪の里温泉

また例のアレが世間を騒がせているようですが、今のところは地元では緊急事態宣言は出ていませんので、今日は外に出ました。

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オサレな住道駅。

大都会の京橋から快速で2駅、大東市の中心部に位置する住道すみのどう駅にやってまいりました。

この駅はちょっと特殊な構造になっていて、長い歩道橋と繋がっています。

これは橋の上のごく一部です。

いや、歩道橋とつながっている高架駅そのものはたいして珍しくありませんが、ここの場合、橋の上の一帯がかなり広い駅前広場になっていて、公園のようになっているのです。

高架化されたのが1989年とバブルの真っ只中の時期なので、予算が有り余って駅前に広大なオサレスポットを形成したのでしょうか。

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道路の四方が橋で覆われているせいで、道路が地下通路っぽく見える。

この橋の真下がロータリーになっていて、タクシーやバスが待っています。

なので実質的にここは2階なのですが、隣接する巨大なビルの入口も駅の入口も地続きにあるので、ずーっといると、ここが地階でロータリーは地下だと錯覚しそうになる。

これ、現地で体感してもらわないと伝わりづらいな……。

川が近くにあって、山もよく見える。京橋や梅田までそう遠くないし、地元に大型商業施設もあるので、住むのは快適そう。

歩道橋の先端部は住道駅前大橋というそのまんまの名前の橋であり、この下を寝屋川が流れているのですが、どうやらここが分岐点らしく、北河内地域方面へと寝屋川が続き、八尾方面には恩智おんぢ川という支流が続いていきます。

この先にはポップタウン住道オペラパークというクソデカ商業施設があったりしますが、今回の用事はそちら側にはないのでUターン。

オペラパークは過去に何度か訪れていますが、3階にあるインドカレー屋さんの「カルマ」がなかなか美味しかったです。すげえ店名だなと思いましたが、特に業は感じませんでした。

まだ建物は新しそう。そのまま使ってデイケアセンターなどになるのだろうか。

住道駅の南口を出て、歩くこと15分ほど。全くの偶然で銭湯に出くわす。といっても、もう開いていませんが。

ジョイフル銭湯にしき。

建物はそのまま残っていますが、2019年5月に閉店した模様。廃業する銭湯は何も古いところばかりではなく、こんなふうに綺麗で新しそうな店舗でも続々と減っていく。行けるときに行かないと……。

ちなみに、ここから10分くらいのところにある宮方温泉は素晴らしいのでみんな行こう。木の香りが漂うサウナは最高だぞ。バスタオル着用必須だけど、50円でレンタルできるので安い。

周囲になにもないところなので余計に目立つ。


さらに進むと、なにやら主張の激しいリサイクルショップを見つけました。写真は看板の文字が見切れてしまっていますが、水曜値段がドンドンダウン。

某テレビ番組のタイトルに似ていますが、たぶん関係ありません。自称、日本一ヘンテコリンな古着屋。売れ残った商品が水曜日になると大幅値下げ(ドンドンダウン)をするそうです。

詳しくは公式ホームページにて。

全国チェーンのようですが、大阪府内の店舗はここだけ。

さて、今日の目的地。箕輪みのわの里温泉。天然温泉です。

住道駅からは徒歩30分ほど。

駅を右手に歩いた先にある国道21号線(八尾枚方線)をずっと進んで行けばいいだけなので、道順は簡単ですが、そこそこ距離があります。

遠方からは車で来る人が大半でしょう。20台ほど停められる駐車場もあり。

手前の道路脇には停めないように。警察に駐禁を切られても知りませんよ。……というような内容の貼り紙(実際はもっと直接的な書き方だったけど)が、入口の階段の横の壁にしつこく何枚かありました。

なのでめんどくさくても、ちゃんと駐車場に入れましょう。

入浴料530円。現在の大阪府内の一般銭湯の料金の490円よりちょっと上がりますが、サウナ込みなので一般銭湯と実質的にそう変わりません。

通常のサウナの他に冷凍サウナもあり、洗面所には両方のサウナを用いた効果的な交互浴の方法を書いたボードもありましたが、残念ながら冷凍サウナは故障中。
 
いたって綺麗な浴室内に、ズドーンと巨大な浴槽が3つ。これがすべて天然温泉。硫黄の匂いがする。

東大阪市は面積が広すぎて未だに全貌を把握できていないのですが、東大阪にこんなところがあったとはなあ。銭湯に興味を持たなければまず来なかったような地域ですが、地元に近くてもまだまだ知らない場所はある。

サウナは2段の椅子があって、専用のマットがあります。熱さはたぶん標準くらい。

平日の昼間だからなのか、けっこう空いていました。

受付では店員さんとお婆さんがのんびり雑談していて、レジャー施設というよりかは、地元のご老人の社交場になっている感じ。

ジョイフル銭湯にしきの常連だった人がこっちに流れ込んでいるかもしれないし、夜は混むのかもしれないけど。

背脂は確かに多いはずなんだけども。

帰りは、道中で見つけていたラーメン屋「恵比寿家」へ。  

えびすやラーメン大盛、背脂2倍。

2倍のわりにあっさりしているように感じましたが、それは天下一品のコテコテに慣れすぎているせいだろうか……。

2021年に移転したばかりの新しい店舗だそうです。
 

大東市の「大」の字がモチーフらしい。

おまけ。大東市のマスコットキャラクター、「ダイトン」。

このキャラクターのシールが、住道駅前大橋にペタペタと貼られていました。血液型はD型らしい。

なにげに隣のビルの「大分ジョニーの唐揚げ」の手書き文字の脱力感も気になる。

おまけ2。

イチオシなのだそうです。伝えたいことはわかるのですが、あんまり鍼灸院をイチオシされる機会ってなさそう。隣にあるラーメン屋「小麦の星」も、伝えたいことはわかるんだけど、なかなかシュールなネーミングです。

住道はすげえ店名の名所なのだろうか。いずれまた来よう。逆方向にある扇温泉も素晴らしいんだ。

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