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ぷらぷらり日記 2024.8.6 三重県四日市市

この夏やりたいこと……。

残念ながらnote公式さまの連続投稿チャレンジ期間は終わってしまったので、#この夏やりたいことタグを付けても抽選でnoteグッズはもらえませんが、それはそれとして、別に夏でなくても良いのですが、一度やってみたいことはありました。それは……。

「温泉・サウナ施設に宿泊する」です。

日帰りでは何度となく温泉やサウナに行っているし、温泉つきのアパホテルに宿泊したことはありますが、温泉あるいはサウナと銘打たれた施設に宿泊したことは、今までに一度もない。

大阪の梅田にあるサウナ大東洋とニュージャパン梅田、あるいはミナミにあるグランドサウナ心斎橋も宿泊は可能ですが、いかんせん地元から近すぎて、旅情感というものがないような気がする。

よく知らない場所で温泉に浸かり、湯上がりのままベッドに潜り込んで眠りたい。というわけで、三重県の四日市温泉おふろcafé湯守座というところに、ネットで宿泊予約。

四日市に他に何があるのかはよく知らん。とりあえず行ってみる。

パチンコ屋じゃない何かに擬態したつもりなのにパチンコ屋なのを隠せていないパチンコ屋が好き。

というわけで、特急HINOTORIで、近鉄四日市駅へ。

駅前は綺麗に整備されています。夏休みだからか若者が多い。駅前にパチンコ店があるとなぜか安心する。なぜだろう。パチンコいっさいしないのに。

昔はここがいちばん発展していたのだろう。

1番街商店街。こちらは昔ながらの商店街という趣。

SANSHIという看板がありますが、三重県に点在するスーパーマーケットチェーンのようです。こういう、地元では有名なのだろうが自分は全く見たことのないスーパーを見るのは楽しい。

「サンちゃん」「シーちゃん」という、ヒヨコのようなマスコットキャラクターが存在する……、のですが、別に看板にイラストが添えられているわけでもなく、そこまでフィーチャーされている感じではなさそう。

あっさりした味。

駅の向かい側にはトナリエとアピタがあります。各分野で思い付く限りの有名チェーン店が詰め込まれ、映画館もある至れり尽くせりな施設。

そのトナリエ内のフードコートで、初のスガキヤ。スガキヤ自体は三重というよりは名古屋名物という印象がありますが、まあ良いでしょう。

スプーンの先端部がフォーク状になっていますが、これはどう使うのが正解なのだろうか。ラーメンというよりちゃんぽんに近い気がする。というかチャーハンが美味い。ラーメンよりチャーハンが美味い。サラダにはデフォルトで玉ねぎドレッシングが付いてくる模様。

駐車場は25台も停められる広さ。

本当は近鉄四日市とJR四日市の中間地点にある玉の湯なる銭湯に行きたかったのですが、あいにく火曜日は定休日らしい。

ので、普通電車で楠駅まで乗り、そこから徒歩5分ほどの銭湯、楠温泉へ。くすのき温泉ではなく、くす温泉と読みます。

銭湯というよりも、本当の意味での公衆浴場という感じがする。人がたくさん集まって大盛況ですが、一見さんはおそらくあまりいない。私以外のほとんど全員が、地元の顔見知り同士だと思われる。

小さいながらサウナもあり。意外となかなか熱いので手応えがある。

水風呂は優しめの温度。なのは良いのですが、なぜか2リットルのペットボトルが浮いている。いくつも浮いている。なんだこれは?と思いきや、横で浸かっていたおじさんが、ペットボトルのキャップを開け、ゴクゴク飲み始めたんだが……。

え?水風呂のペットボトルの水はサービスなの?しばらく観察していたのですが、それをやっていたのは他にも複数人いらしたので、ここではデフォルトらしい。しかし……他の人が口を付けたペットボトルはどうも……。というわけで、私はパス。

観光バスも泊まっていたので団体客も多そう。

追い銭湯……、というか、今日の目的である、四日市温泉おふろcafé湯守座。演劇舞台とスーパー銭湯を一体化した施設で、2017年に現在の形態になったらしい。

建物のクソデカさに対して浴場はそんなに広くありません。いや、現代のスーパー銭湯の基準に照らし合わせるとそうなだけで、昔はめちゃくちゃ広かったのかも。

水風呂を覗くすべての浴槽が温泉。源泉の風呂はかなりぬるめ。水風呂の代わりに使えそう。サウナは2種類あり、通常の遠赤サウナと、昨今の流行りのセルフロウリュウサウナ。

じっくり長時間をかけて浸かるというより、施設内で演劇を観たり漫画を読んだりしつつ、気が向いたら温泉に入るという使い方なのでしょう。朝10時から翌朝9時まで営業しているので、最大23時間の利用が可能。

もちろんカプセルホテルでの宿泊もできますが、館内にいくらでも寝そべられる場所があるので、雑魚寝も可能。というか、雑魚寝勢、けっこういた。

三重県名物のトンテキもあり。というかそれにすれば良かった。

夕食つきプランも利用できますが、この夕食、ボリュームはあまりないので、コスパは正直なところ微妙。ふつうに定食を注文してもあまり変わらないような気がする。

結局、追加でおつまみを頼むことに。あとメガハイボール。ちゃんと鳥○族のそれと同じサイズのあたまわるい大きさで安心。これで終わるはずだったのが……。

あと安酒のハイリキもある。

カプセルホテル内のベッドでの飲食は禁止ですが、横にあるソファスペースならOKということが判明したので、ご当地ハイボールを追加。酒クズは夜が深まるほどに覚醒していく……。

やべえ。こんなところにいると堕落する。

寺田町駅前に「記憶無」というバー?があったなあ。

おまけ。1番街商店街の「ハングオーバー」という居酒屋。「ハングオーバー」(hang over=二日酔い)という屋号を付けること自体も凄いが、看板で思いっきり「大衆二日酔い酒場」と堂々と掲げているところも凄い。今夜は帰さないぜという気概を感じる。

でも二日酔いはできるだけ避けたいな……。朝までアルコールが残っているのが気持ちいいみたいな季節はもう過ぎたのだよ。おかげで四日市温泉ではあまり呑まなかったぞ。メガハイボールとイセシマハイボールしか……、いや嘘です、実は追加でビールも呑みました。

創業40年以上は経っているだろうな。

おまけ2。現ロゴと旧ロゴが共存する堀木クリーニングの壁。ふつう新しいロゴを設置したら旧ロゴは消されると思うのですが、ここは旧ロゴを消すのがもったいなかったのか、そのままにしてある。新ロゴのほうもちょっと年季が入ってきていますが、さらに新しいロゴが追加される時が来ても、このふたつをずっと残しておいてほしい。

昔は立ち呑み屋もやっていたらしい。

おまけ3。見たことのないペールエールビールがいっぱいあって興味をそそられたのだが、今日の宿が持ち込み禁止だったので購入を断念。いつものように格安ビジホ宿泊なら2本くらい買っていただろうなあ。しかし、ご当地の酒造メーカーを応援すべく、ちゃんと上述のようにビールをですね……。

サウナはたのしい。