理学療法士とビジネス~色々な開業モデル~

理学療法士とビジネス

皆さんこんにちは。今日も本音を語る時間がやってまいりました。
今回は最近流行っている理学療法士の開業ってものを考えてみようと思います。

今回の記事は約5700文字になります。

同業者の人は分かると思うんですがほんと増えてますよね?ある程度の実力がある人は最後は開業している印象があるくらい。

とゆうか世の中全体が自分で事業をやるブームみたいのが来ているように感じますよね。
その背景には稼ぎ方の多様化ってのが大きいと思うのですが今やYoutuberで月に百万なんてわりといるように見えてしまいますからね。見ている分には。

そこでこれを目にした皆様、理学療法士(打つの疲れるので以下PT)とビジネスの相性ってどう思います?

個人的には理学療法士ってビジネスに疎い印象があります。てのも教育~就職の中で「経営」に触れる瞬間が少ないので数字を意識して生活しない事が多いんですよね。

基本的に開業権が無いから雇われるしか選択肢が無いんですよ。そうなるとお給料は毎月支給されるもの、自分の働いた量に応じて給料が変わるわけではない。ノルマも無ければインセンティブもない。みたいな事がよくよくあるんですよね。
そうじゃない職場もありますが自分の知る限り歩合での取り分はずいぶんえげつない抜き方するなぁと思っています。

まぁ営業の仕事でもなければ自分で価格を決められる仕事でもないしましてや法律で1日、1週間で働ける量も決まっているんで売り上げを出すが第一に考えて働く事ってまぁ少ないですよね(法律を守っている職場かどうかは別として)

そんでもって勉強会やら学会やらはやたらとお金がかかるもんなんですよ。〇〇コースとか名前を付ければ魅力的で10万オーバーの受講料でもバンバン申し込みが入ります(これは上手いビジネスモデルだなぁと思いますけど、まぁそーゆー業界ですしね)

基本的にPTってお人よしなので「人のために」ってゆうのでバンバン動いてくれるんですよ。休日に出勤して患者さんの為に資料作ったりトレーナーを無償でやってみたり。
よく「やりがい搾取」なんて言葉が色々な現場で出ていますけどPTって搾取されにいくの大好きですからね。
(それがいいか悪いかは置いておいてビジネス的な観点で言えば完全にカモですよって事ね)

不思議と他の業界で知識と技術の無償提供をしてくれるジャンルってあります?
なんかパッと思いつかないんですけどどうなんでしょう。単発で一回とかならまだしも定期的にとかあんまり聞いたことないなぁ。

これって保険診療下で雇われて、そこから出ないしお金の受け渡しを自分でしない事がほとんどだからなおさらなんですよね。だって自分がリハビリしても患者さんからお金を貰ってるんじゃなくて職場からお金を貰っている錯覚に陥ってますからね。

ちなみに経営者の人はPTが安い給料でたくさん働いて患者さんからは感謝されるってゆう高コスパの商品てゆうことには全員が気付いてますからね。世の中に回復期病院が増えまくっている理由を考えて見てください。

では具体的にPTが知っておいたほうがいいだろう事前情報・知識やPTが出来るビジネスの可能性を考えていきましょう。

ビジネスを考えた時に知っておいたほうがいい事

まず将来的に経営をしたい、事業をやりたいって思ったら働いているうちに絶対に計算しておいたほうがいいと思うことをお話しします。

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