見出し画像

アラサー。夏の独り言。

夏。夏。夏。


冷房にあたりながら、オリンピックを見て、たまに申し訳ない程度にスクワットをして、夜はキャンプ動画を見ながらボケっとロックグラスを傾ける。

31歳に間もなくなる。

贅肉豊かな体つき、パンと張り上がった顔。すぐに疲れてしまうメンタルと身体、節制ができない生活、パッとしない仕事。

自分のどこに自信があるかと聞かれれば、妻との楽しい暮らしと、仲良くしてくれる友人の存在。それがあるだけ幸せで、有り難い。

周りの活躍が著しい。どんどん力をつけている。比べてもしょうがない。だって高校生の時に既にこの敗北感とはおさらばしたから。同世代の浅田真央も石川遼も凄かった。一度だけ父親に尋ねた。「同い年があんだけすごいのに、俺って何なんだろ?」「比べたってしょうがない。お前はお前のできることをしっかりやっていけ」

何者かになりたいと思い、動画を編集してみたり、脚本や詩を書いてみたり、映画考察を書いてみたり、一生懸命テニスしてみたり。色んなことに手を出して、一人で慌てて死んでるだけ。

どこに向かっていくのか、現状の人生の指針は定まったはずなのに、自分はもっとできるはずだと高を括ったせいで、逆に失敗してるパターン。

本当は、わかってんだよ。自分の限界も、自分の才能も、自分の能力も。でもね、青臭いかもしれないけど、それを越えよう越えようと努力した人だけにしか、新しい景色は見えないと思うのね。向上心を捨てた瞬間に、30代は衰退してしまうの。

そのために必要なのは、忍耐力、我慢、継続力だとわかってんのよね。だけどね、やり続けることの難しさも同時に感じている。自分を追い込む環境が必要だ。ストイックに逃げられないようにしないと、僕はやらないタイプだから。

初心に戻れ。プライトを捨てろ。欲張るな。人生の意義を問い正せ。バカにされたっていい。失敗なんてするもんだ。とにかく形に、形に残すんだ。大したことなくていい。ひとりにでも届けば万々歳じゃないか。なぜその評価を大事にできない?どんな偉人だって最初は「1」から始まっている。1から100に突然飛躍することを望むな。結果を急ぐな。今は地道に続けられることをただ続けてゆけ。

自分を鼓舞する夏。
まだ僕は何者にでもなれる。
支えてくれる人を大事にしながら、夏バテに気をつけながら、淡々と形にし続ければいいだけだ。

とはいえ、ダイエットが本気で続かない。これ如何に。

よろしければ怠惰な僕にサポートのお恵みを…。あ、でもお金を簡単に与えたらもっと怠惰になっちゃうから、ダメか(笑)