見出し画像

ポジティブシンキングよりも大事なこと

ポジティブ心理学って結構流行ってますよね。でもポジティブで居続けるって結構しんどいです。人間ですから、ネガティブにもなりますし。そんなわけで、今日はポジティブ心理学の効果を検証してみようと思います。

ポジティブ心理学のメリット

感謝の気持ちを書く、前向きな目標を書く、将来の自己イメージをポジティブに書くなどなど、ポジティブな自分を作るための方法はありふれています。では、それらの効果を研究した結果はどうだったか。

残念ながら長期的な効果は認められていません。

まだ歴史の浅い分野ということもあってか、良い効果を謳っている手法なんかも検証し直したら違う結果が出たなどなど、あまり信頼のおける手法が確立されていないのが現状のようです。

とはいえ、短期的に行動意欲が増したりすることはあるようですので、短期的なカンフル剤として利用するには良いのかもしれません。

日本人とポジティブ

日本人の遺伝子を見ると、ポジティブにはできていません。セロトニン分泌量が日本人は先天的に少ない傾向があるため、遺伝子的に楽観的に物事を考えるのは苦手な民族のようです。ほとんどの日本人はこの傾向に当てはまるという研究もあるので、基本的に楽観的な生き方をしよう!という文化には合わない可能性が高いです。

もう一つの特徴として人に必要とされた時に多幸感を感じやすい特徴も持っているようです。お金を稼ぐ!よりも人と一緒に何かを成し遂げる方が好きな民族ということですね。

何となく分かるような気がします。バランス良く人と交われれば時に爆発的に良い結果を出し、依存しすぎたりすると忖度などドロドロを感じる結果になる。旨味も痛みもある程度均等になっている気もしますし。。。

バランスが大事

何かを始めようとした時、多くの心配性が集まっていると、保守的になりすぎて面白いことができないこともありそうですね。安全な道しか選べず、進歩に乗り遅れてしまうこともあるでしょう。

逆にポジティブ!という人たちだけでも、それはリスク管理の面などが心配です。また、楽観的な人は飽きやすい面も持ってますから、勢いは良くても継続が難しそうです。

結局何でもそうですが、バランスが大事ってことですね。

不安が強い時にポジティブ心理学を活用してちょっと前向きになってみる。そんな感じでスポットで上手く活用すると良いのかもしれませんね。

最後に

この間、ネガティブ思考をポジティブにする方法という記事を見てこれを書こうと思いました。ネガティブな状態の時に、ポジティブな事を考えよう!という記事だったので、それはないだろ。。。と思いポジティブ心理学を調べてみた次第です。

結果として、ポジティブ心理学は短期的な利用方法が良さそう!と分かったので良かったです。


では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?