自己肯定感が高くなくてもいい ―どんな自分でも肯定する感覚=自己肯定感―

こんにちは、きのです。個人的に、9月はセルフコンパッション普及強化月間と決めたので、引き続き書いていきます!

・毎日を活き活きと過ごしたい
・ストレスを減らして生きたい
・もっと楽になりたい
そんな思いを抱えおられる方に有効な記事となっています。

最近巷でよく耳にする(目にする?)自己肯定感という言葉、みなさんはご存知でしょうか。なんとなく、自分って自己肯定感が高くないからダメかも…、なんて思ってしまっていませんか。

①自己肯定感が低い=ダメ、ではない

結論から申し上げますと、自己肯定感は高くなくても大丈夫です。というよりは、高いも低いもないです。「自分は自己肯定感が低いから…」と暗い気持ちになるのは是非ともやめてください。

「自己肯定感が低いのってダメなんだ」「自己肯定感はどうしたら高められるんだろう」そんな風に焦る必要はありません。

②無理矢理ポジティブに持っていく必要はない

自己肯定感が高い=ポジティブな状態を保ち続けられてそれが優れている、という風に聞こえてきますが、果たしてほんとうにそうでしょうか?

ストレスがかかる出来事があったのに、「ネガティブになるのは自己肯定感が低いからダメだ、ポジティブポジティブ!」とその事実を拒否して自分の傷を見て見ぬふりをしていたらどうなるでしょう。

それが積み重なるうちにいつか潰れてしまいます。

ネガティブな感情を感じるのは確かにしんどいですが、それは自分自身からのサインです。
ストレスを感じる出来事があったよ!できればこの感情をこれ以上感じたくないから現状を変えてね!
と自分の内側からメッセージが届いています。

ですから、大切なのはこれを無視せず、自分がどう感じたかを真っ直ぐに受け止めること、そしてそれに対しどのような対策を取って行動していくかです。

③ダメな自分でもあるがままに受け入れる

逆境は誰の人生にも等しくあります。それを超えていける人とそうでない人の違いは、つらいとき、うまくいかないとき、それにどう対処していくかで変わってきます。

まずは、つらくてダメになりそうな自分に気付けるか、そうでないか。
そして、ダメな状態の自分を受け入れられるかどうかです。

しんどい自分に目もくれず、ポジティブを装い「頑張り」続けるのでは、いつかぷつんと糸が切れてしまう。まずは気付いて、労わること。

さらに、目を逸らしたくなるようなダメな自分に向き合ったとき、責めたりせず、そのままあるがままに認めてあげること。

「どんな状態になっても私だけはあなたの味方」とゆるしてあげることができれば、安心してまた立ち上がれます。

④どんな自分でも肯定しよう

そもそも自己肯定感に関して、高いとか低いとか、優れているとか劣っているとか、そういう視点で語られるものではないと考えています。

わたしは、自己肯定感は「持ってみるといいものですよ」、とお伝えしたいです。

どんな自分でもOK!と肯定する感覚を持っていれば、安心して前進できるし、挑戦できる。そして躓いたとしてもOKなので、立ち直りも早い。

他者と比較する必要もなくなり、楽になります。他者より優れていなくてもOKになるからです。


自己肯定感が低いからと悩む必要は全くありませんが、是非、どんな自分でも肯定する感覚=自己肯定感を持ってみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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