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「自分にやさしく」したら、甘えてしまいそうで怖い?

こんにちは、きのです。

いま、「自分にやさしくしよう」という内容の発信が増えていますよね。

個人的にはこの流れ、結構好きだなと思っていて、わたしもわたしなりのかたちで、「自分にやさしくする方法」をシェアしていきたいと思っています。

ただ、このタイトルで記事を読みにきてくださったみなさまは、とっても真面目で頑張り屋さんで、どうやって、どこまで自分にやさしくしていいの??って疑問に思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

今回もセルフコンパッション的視点を踏まえつつ、その疑問に対するわたしなりの回答を書いていきます。

自分にやさしい≠自分に甘い

自分にやさしくなんてしたら、思い上がってしまうんじゃないか?怠けてしまうんじゃないか?

多くの人が、ここで立ち止まるのではないかと思います。

特に日本人を含むアジア人は儒教の国が多く、常に周りと合わせようとして自分に厳しい人が多いのだそうです。

自分にやさしくって言ったって、どうしたらいいのか。

まず先に確認しておきたいのは、やさしさ=甘えではないということです。

「やさしくする」と言うと、なんだか自分を甘やかすようなワードに聞こえてきますが、それは違います。

(※念のため言っておきたいのですが甘えは悪ではありません。ただ、やさしさとは違います。)

皆さんは、ほんとうのやさしさ、ってどんなものだと考えていますか?

本当の意味で自分にやさしくしてくれた人は、自分にどんな言葉をかけてくれましたか?

やさしさの指針=親の愛

自分にどんなやさしさを向けていいのか分からないとき、指針にしたいのは「親の愛」です。(親が決して自分に優しくなかったという方は、恩師や、親友でも構いません)

時には甘えをゆるして受容しながら、ここぞというシーンでは励まし、前を向かせてくれる。大切な人がほんとうの望みに向かって歩んでいけるように、冷静に見守る姿勢を持っている。

これこそが本当のやさしさと言えるのではないでしょうか。

しんどくなってしまったときは、もう思う存分、自分をねぎらって、自分を甘やかしてあげて大丈夫です。

ただ、「頑張れるかも」って再起したときは、目標に向かっていけるよう自分を励まし、怠けそうなときはちょっと厳しくしてあげる、これもひとつのやさしさです。

つまり、自分にやさしい姿勢とは、「自分が自分の望む方向に進んでいけるよう、いつでも冷静に受け容れ、その都度適切な判断をしてあげる」ということになるのではないでしょうか。

ちょっと難しいですよね。
わたしも、自分にやさしくするトレーニングを続けているところです。

自分の今の状態にマインドフルに気付く

今回のテーマを書こうと思った発端は、わたしが娘に対してとっている姿勢でした。

彼女の望むとおりにお菓子を食べさせてあげたいけれど(笑)これ以上は体に悪いなと思えば、そこは線引きをしています。

それは娘を想ってのことであり、本当のやさしさだと思っています。

ただ全部が全部ダメかというとそうではなく、いつも母の言いつけを聞いてくれる娘ですから、たまにおばあちゃんが与えてくれるたくさんのお菓子については許していたりします。

わたしはふとこれに気付いて、「自分自身に対してこの冷静な判断ができているかな?」と振り返りました。

自分の体の欲するままに食べていないか?体のためにはもう少し運動してあげたほうがいいのではないか?
はたまた、ちゃんとねぎらってあげられているか?今のままの生活を続けていて無理は出ないか?

大人になって自立すれば、親や恩師、親友のように、自分の良きアドバイザーになってくれるのはほとんどが自分になります。(もちろん、誰かを頼るのも悪くはないです)

ですから、なるべく自分の今の状態にマインドフルに気付いて、時には甘やかしつつも、時には凛とした姿勢で励まし、自分がほんとうに望む方向に進んでいけるようにしたいですよね。

今回はそんなテーマで書いてみました。

こちらも似たようなテーマですので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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