さよなら、僕のマンハッタン(2017)
人生に悩み、もがく大人たち必見
大人の街ニューヨークに癒されるヒューマンドラマ
大都会ニューヨークを舞台に、人生の進路に惑う青年の心の成長を描くヒューマンドラマです。
政治や経済、文化や芸術など、さまざまな分野で革新的なムーブメントを起こしてきたニューヨークは、その華麗でエキサイティングなイメージから、夢や憧れの街として、多くの人々の心を捉えてきました。
しかし、夢を叶えた成功者がいる反面、ニューヨークのエネルギーについていけない挫折者も多いはずで、この映画に登場するのも、そんな心の痛みを抱えたキャラクターばかりです。
高級住宅街に住むトーマスの両親、キャリアウーマンとして活躍するジョアンナ、飄々としたジェラルドなど、それぞれの立場で直面する問題に、悩み、もがきながらも、自分らしく生きようとする大人たちの決断が心にしみます。
ウディ・アレン作品のようなペーソスを漂わせながら、未来への希望を軽やかに謳い上げるストーリーが秀逸。トーマスが退屈だと感じていたニューヨークは、懐の深い、大人の街へと進化したのです。
監督は、『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ。彼が、『悲しみが乾くまで』『ウォール・ストリート』の脚本家、アラン・ローブの手がける脚本にほれ込み、10年以上の歳月を経て、映画化にこぎつけたそうです。
『ファンタスティック・ビースト 黒い魔法使いの誕生』の主演を務め、注目を集めていた若手俳優カラム・ターナーがトーマスを演じています。
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