共愛学園前橋国際大学のGLOCAL科目『企業人オムバス講座』でGWファシリテーターとして登壇してきました
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
今週の10月1日(火)から、いよいよ始まりました。
何がかと言えば、ここ数年の間ずっと企画・構成・進行に関わらせてもらっている前橋市にある共愛学園前橋国際大学の『企業人オムニバス講座』という授業です。
この授業は、当社が入会している群馬中小企業家同友会の共同求人委員会が無償で提供している出前授業で、9月後半から始まる後期授業として全15講で構成されていてれっきとした単位取得のできる授業です。
全15講の構成は、第1講がシラバス授業になっていて授業の狙いや大枠の構成などを伝えて、これによって履修するかどうかを学生さんが選択します。
そして、今回実施した第2講で履修する学生さんたちにプレスタディと題して、翌週から始まる本格的な授業に臨む姿勢や「どうやってこの授業を自分の学びにするのか?」について一緒に考えたり、授業の中で実施するグループワークを体験してもらったり、次回以降に役に立つチームアップを経験してもらいます。
第3講からは群馬中小企業家同友会の会員企業の経営者や経営幹部の方が毎週1人ずつ登壇してくれて、この授業のテーマに沿った講話を聴いてもらいます。
さらに、複数回の講話をしたらグループワークを実施して学びを深める回を設定していて、第15講の最終回は様々な仕掛けをしたグループワークを実施してもらって、ここまでの全ての内容を学びに変えてアウトプットしてもらうような構成になっています。
この授業づくりには、キャリア教育コーディネーターの資格を持っている経営者の方が筆頭となって、自社の人材育成を手掛けている経営者の方や、大学の先生からも意見をもらったり、当社が持っている組織開発・人材開発の知見も用いて、みんなで授業をつくり実施しています。なので、実際にはかなり繊細な仕掛けをして随所に”学び”が起動するようなきっかけを用意しているんですが全て種明かしするわけにもいきませんのでこの程度のザックリとした授業内容の説明くらいの記載しかできなかったりします(もし授業内容に興味のある方がいたら是非現地までお越しいただいて直接ご覧ください)
そうやって作った授業の第2講プレスタディが、先日の2024年10月1日だったわけですが、全15講の中で実施する計4回のグループワークの回は、昨年に引き続き僕がファシリテートをやらせてもらうことになったので、まずは実施してきました。
とは言え、この授業のグループワークの回に登壇する度に思うのは、「初回のグループワークが始まる前まではあんなに硬くてピリピリした空気だったのに、授業が終わる頃にはみんなから笑顔が出てきてとても柔らかい心理的に安全な空気感が醸成されて対話がでてきているなぁ」というのを実感します。
この光景を見ていると、「あれだけ共同求人委員会のみんなで知恵を出し合って手間暇をかけて作り上げてきた授業だからこそ、こういう光景ができあがるんだよなぁ」と、まだ初回のグループワークにもかかわらず“感無量です”と言いたくなるようなスタートを切れていて、それを全体のファシリテーターとして体験できるのはなかなか得難い経験ができているのを実感します。
とは言え、やっぱり「初回のグループワークでどれだけ“この状態”が作り出せるのか?」というプレッシャーのようなモノは毎回感じているので「ホッとした」というのも本音ではありますが、同時に、「みんなで考えて作ったんだから当然こうなるだろうと思っていたぜ」というのも本音です。
この初回のグループワークを見てくれていたキャリア教育コーディネーターでもある経営者の方からも「よかったよ」と言ってもらえて、自他ともに「よいスタートが切れた」と言える状態で第3講で登壇してくれる経営者の方に渡せるので、「あとはよろしくお願いします!」という心持ちでいつつも、まだ計3回残っているグループワークのファシリという大役があるので最終講を終えるまではしばらく気が抜けない状態が続きそうです。
なにはともあれ、今年度も共愛学園前橋国際大学で始まった『企業人オムニバス講座』に登壇してくれる企業の皆様、協力していただいている大学関係者の皆様、そして、受講してくれている学生の皆様、これから最終講までお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
みんなで“よい学び”に繋がる“よい授業”を一緒に作りあげていきましょう。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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