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ポンコツから見えて来る時代背景と未来への道筋

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

昨日の2021年3月12日は、当社主催のオンライン哲学対話P4P(Philosophy For Protagonist)の開催日でした。

テーマが「ポンコツ」だったからなのか、告知してからずっと申込者数が全く伸びず、「これは久々に一桁台前半での開催かなあ」なんて思っていたんですが、前日くらいから徐々に申し込みが増えてきて、結局当日は12名での開催になりました。

「ポンコツ」というテーマを設定するところからもわかってもらえるかもしれませんが、基本的に僕たちはそこまで深く考えてテーマを決めていたりはしません。

僕たちは、恐らく参加してくれる人たちが考えている以上に、この哲学対話(これは僕たちが実施している哲学対話のルールの事を指して言っています。他のルールで開催される哲学対話についてはどういうモノがあるのかやその効果をほぼ知らないのでそれについて語る事はできないので)の力をとてつもなく信じているので、「例えどんなテーマであっても面白いモノになるんじゃないかな?」というとても軽い気持ちで臨みつつ、常に「ノーリスクの大冒険をして思いっきり遊びたい」と思って、とても真剣に取り組んでいます。

始まってみると、「ポンコツ」という言葉のかわいらしい音の響きからは全く想像もつかなかったような感じで、とても静かに、“いい意味で”、場が荒れていったように感じました。

参加者の方からは、始まって早々に、主催者である僕たちに向けて「なぜこのポンコツという言葉をテーマに設定したのか?」という、なかなか厳しめな空気を纏わせたような問い掛けもあったりして、とても軽い気持ちでテーマを決めている主催者としては、もちろんこの展開を想定していたわけではありませんが、ある意味では狙い通りの「ノーリスクの大冒険」が始まった手ごたえを感じたりして、完全に「してやったり」な気持ちが湧いてきたりしました。

それからも、この「ポンコツ」というテーマに繋がっていたそれまでに意識して考えていた事や、全く意識して考えていなかったような事が、それぞれの話とどんどん結びついて、化学反応を起こして、参加前には誰も全く考えていなかったようなところまで、一見飛躍しつつ、それでいて全ては繋がりながら、かなり幅広く、且つ、深いところまで進んでいけた回になりました。

言うなれば、「ピタゴラスイッチ」を見ていて、「あー、あそこに置いてあった物がこんな風になって、こうなって、ここにつながってフィニッシュするのかあ!」みたいな、感心にも似た、なんというか「おおー!」みたいな、あのピタゴラスイッチを見た後にやってくる、あの感じのようなヤツです。

終わってみれば、ほとんどの参加者の皆さんの中に当初あった「ポンコツ」というものとは全く違う「ポンコツ」が手に入ったような感覚を持てていたんじゃないかなというそれぞれの感想が聞けて、手応え通りどころか、それ以上に個人的にすごく楽しかった回になりました。

「ポンコツ」というテーマで哲学対話をやって、あそこまで様々な話に及んだのも、当日参加していただいた皆さんの協力あってのモノだったなあと、一日経ってあらためて思っています。

参加者のみなさんありがとうございました。


また、今回のテーマであそこまで飛躍しつつ広がりつつ深まったのも、全てはこの哲学対話のルールのおかげなんだろうなあとあらためて感じていて、オンライン哲学対話を開始した約1年前の2020年春頃にボンヤリ頭の中にあった、「このオンライン哲学対話が何らかの何かの可能性を開くんじゃないかな」というような漠然としてイメージが、昨日は現実に現れたような感覚が持てた気がするんです。

この哲学対話に出会ってから、僕が至る所で言っている「この哲学対話で世界平和を実現することができると本気で思ってる」という自分の言葉が、これはやっぱり間違いないだろうなという手応えの伴った実感が、また一つ積み重なった瞬間でした。

ここまでを読んでみて、「うわー、大袈裟なこと言ってるヤツがいるよ」

そんな風に思う人がいたら、この言葉をお送りします。

「ウソだと思うなら、やってみな。(byピタゴラスイッチ)」



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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