どうか頑張っておくんなせえ
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
自分が求めるモノを、どこまでも際限なく、求めるがままに、どこからか与えられ続けられるとしたら、それってどんなに素晴らしいことなんだろうか。
僕自身は「願ったことが願った通りに叶った」とか「願ったことを誰かやどこかに叶えてもらった」という経験が無いので、もしもこれが叶ったとしたらどんな気持ちになるんだろう?と思ったりもするんですが、でも、よく考えてみると「自分は、そもそも“願いが際限なく叶ったら”なんてことを考えたことが無かったなぁ」とも思うわけです。
どうして突然こんな話をしだしたのかと言えば、僕と仲間が他社のサポートという仕事をさせていただく中で、本当にごく稀にではありますが、「もしかしたら“こんなこと”がどこまでも際限なく叶えられると思っているのかもしれないぞ」と思うような言動をする人に出会うことがあったりするからなんです。
そして、ちょうど先日もそんなことがありました。
僕たちの経験の中で言えば“そういう人”に出会うのは“ごく稀”だという認識ではあるんですが、それでもこれまでの仕事経験の中で通算すると“それなりの人数”には出会ってきているのも事実です。
そんな数々の“ごく稀に出会う人たち”は、外側から観察してみると、「必ず共通している同じような言動が存在する」ということが見えてきます。
ザックリ言うとこんな感じです。
・「(経営者や上司が)的確な指示命令を出さないから業務が上手く進まないんだ」と主張をするが、既に出ている指示命令には「〇〇だからできない」等と主張し従わない。
・気に入らないことがあれば自分の権限の範囲かどうかには一切構わず経営者に直接申し立てるが、業務上で“やること”に決まっている報連相にもかかわらず事柄によって「やるorやらない」を自分で勝手に判断する。
・組織の中で起きる事柄について(その人が関係することであれば)“被害者ポジション”に立つための“謎理論”を展開する。
・これらの主張をする際、必ず“論理の飛躍”と“論理の破綻”が起きるが、自身の主張を頑なに押し通そうとする。
などなど。
他にも“共通している項目”を細かく見ていくと出てくるとは思いますが、このnoteを書きながらパッと思い出せる共通点だけでもこんな感じです。
そして何よりも、冒頭に書いたように「自分の願ったことが際限なく叶ったとしたら」と考えているんじゃないかと思える最大の理由が、
「自分が言っていることは社内で最も正しいから、自分の言っている通りに会社が動けば全て上手くいくのに、なぜウチの経営者(上司)はそうしないのか」
ということを、直接的にだったり間接的に言っているという“共通点”が存在することが挙げられます。
これらの“共通する項目”が全て合わさった人に出会った時に、僕は冒頭のように感じます。
そして、同時にこうも思います。
「あなたの思い描く“理想の組織”を、あなたが最高責任者という立場になって創り出してくれたらいいのに」と。
それが最も手軽で最も簡単に“自分が求めるモノを、どこまでも際限なく、求めるがままに”手に入れる手段なんじゃないかなぁと思っているので。
ただ、それだと“どこからか与えられ続ける”という部分を叶えることはできないので、もしかしたら“ごく稀に出会う人達”の求めることでは無いのかもしれませんが。
そういう“ごく稀に出会う人達”が探し求めているのかもしれない“永遠の楽園”のような場所が、いつの日か、どこかで、みつかるといいねと他人事ながら願っています。
それと同時に、
「そんな“永遠の楽園”はこの世のどこにも存在しない」ということだけはハッキリと理解しているので、「僕にはその願いを叶えてあげることはできませんし、僕が関わらせてもらっている此処はその場所ではありませんので、あなたの願いを叶えるためには微塵も力になってあげることはできません」と、ただ心の中で呟くことしかできません。
“此処ではない何処か”で、出来れば“あなたが創出した場”で、あなたの個人的な願いが叶えられることを心の底から願っています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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