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株式投資が怖い人は、債券を買えばいいのに

昨日は、マーケティングは下心だよって、話を書きました。
続きを書きます。

昨日の記事→ マーケティングの日本語訳は「下心」

「えっ、では私にとって、良い金融商品は何ですか?」
と、興味が湧いたでしょ!

興味が湧いたのなら、
あなただけに、
あなたにとって適切な金融商品をご紹介しましょう。

2023.5.5 まこさんnote

この続きを書きますね。

今日の対象者は、株式投資が怖くて、二の足を踏んで行動できない方に向けて書きます。

金融機関の儲けの仕組みは?

まず、銀行や証券会社は営利企業です。慈善団体ではないです。

どこから利益を出しているか?
どうやって儲かっているか?

それが知ることで宣伝している意味が、手に取るようにわかります。

投資信託という金融商品を頻繁に見たり聞いたりしていると思います。投資をするなら、アメリカ株式のインデックス投資信託を毎月積み立てることがベターである。この正攻法を誰もが気になっていることでしょう。


資産形成のゴールは、○年後に○円貯める目標があるべきです。

その目的のために、手段として投資信託積み立てが、あなたにとって1番なら問題は無いのですが、それ以外の手段があるかもしれませんよ。

もし、あなたが投資はしたいけど、株式投資はリスクが大きいので怖くてお金を動かすことができないなら、債券が良いでしょう。

私の資産運用は、現在は債券が中心で、資産に占める割合は半分以上です。数年前の中心はETFでした。投資信託の比率は10%と低いです。

その明確な理由は、私の資産形成において、ETFが投資信託よりも有利だからです。

現在のポートフォリオを債券にしたのは、定期収入がないため、キャピタルゲインからインカムゲインの配当金生活にシフトしたためです。

投資信託とETFの違い

投資信託とETFは中身は同じです。ETFは上場投資信託なのですから、同じものなんですよ。

そして手数料が安いのETFです。手数料が安いということは、顧客にとっては増えるお金が大きくなります。

手数料の高い投資信託は、金融機関が儲かるので、顧客の私たちのお金は少なくなります。

デメリットとしてETFはやや玄人好みで、手間がかかります。だから私も息子たちには積立NISAで投資信託を勧めて購入させています。

その理由は、投資金額が少ないことと、初めて投資をするなら、入門としては投資信託の方がメリットが大きいからです。

もし、1円でも多く増やしたい方は、面倒なハードルを乗り越えて、ETFを始めましょう。

その1円の積み重ね差額は、運用金額、運用年数によってかなり違うと思いますが、数百万円にはなると思います。

あまり無視できる数字ではないので、そのぐらいの手間は勉強するだけで、得するのでチャレンジするに見合う努力だと思います。

参照記事↓
https://note.com/prometheus1966/n/nd2ce3873ce7c


投資信託は有名

さて、どうして皆様は投資信託のインデックスの話をよく聞いているでしょうか?

答えは簡単で、銀行や証券会社が投資信託が儲かるからです。儲かるから、ガンガン宣伝をする。だから、みんな知っているんです。

ETFを知らないのは、証券会社が宣伝しないからです。宣伝しないというよりは、上場されている一つの銘柄であって、証券会社が宣伝している金融商品ではないですから、当然ですけどね。

ETFは、トヨタ自動車やアップルのように一つの会社として単一銘柄として上場している会社と同じ扱いでティッカーコードを持つひとつの銘柄なんです。

何言っているかわからない単語が増えてきたので、この辺で、誰も読まなくなっているんだろうな〜。


株式投資が怖い人は債券がお勧め

株式投資が怖くてできない、友人が多いです。

普通預金はできる!
定期預金もできる!
けど、投資信託は株式投資だからできない!

これが一般的な日本人だと思います。

そんな人に債券がお勧め。
ざっくり言えば、定期預金にかなり類似した商品が債券です。

利率が固定されて、期間が決められて、元本が保証されています。

債券は発行体の借金を肩代わりするのですから、潰れない限りは必ず償還(返金)されます。定期預金だったらする人なら、債券から始めてみましょう。

債券にもリスクがあるでしょ?

「潰れたら、どうするの?」

もちろん返金されませんけど、株だって同じでしょ。それに、信用度格付けの高い国や会社を買えばいいだけですよ。

信用度の高い国はアメリカです。
信用度の低い国はトルコです。

「アメリカが潰れたらどうするの?」

アメリカ国債は現在の世界で1番信用度があります。それでも、もし仮にアメリカ国が滅んでしまうと国債は返金されません。

それほどまでにリスクを怖がる人は、絶対に投資することはないから、別に構わないけどね。アメリカが滅ぶっていうのは多分世界中滅んでいますので、全世界中が金融破綻してると思いますよ。


リスクってある程度の許容が必要です。

交通事故が怖いから、一生家から一歩も出ないなんて行動を取らないでしょ。起こる確率の低いことに過敏になりすぎるのは、行動制限しているに留まらず、無知を曝け出しているようで、とても恥ずかしい行為に見えますよ。


債券のメリット

100万円を、
10年定期に預けると、10年後に約101万になりますね。

同じように、
10年償還のアメリカ国債だと、毎年5万円の利子、それが10年間で50万円。10年後には元金100万円。合計で150万を手にします。

株式のように、2倍になるメリットも、半分になるデメリットもありません。債券は購入時に約束された利率と期間で固定されます。定期預金に似てるでしょ。

細かいことを言うと多くの違いがある事は事実ですが、こんなおいしい商品があることを知らない方が多いようです。

私との金融相談のときには、ほとんどの方が驚かれます。これほど安全性が高く、利率も高いのに、なぜ知らなかったんだろうと不思議に思われる方が多いでしょう。

それは理由があって、銀行や証券会社が債券の販売を積極的では無いからです。その理由はお分かりですね。儲からないからですw。

儲からないことは無いんですけれども、利幅が小さいので、ロット単位が大きくしなくてはいけません。生命保険会社や公的な機関が○億円単位で動かすときに、利益が出るタイプの金融商品です。

だから、私たちの小口投資家には宣伝しないのでしょうね。一般の投資家が債券のことを知らないのは当然なのかもしれません。


しかし、楽天証券やSBI証券では少額から購入できる国債や社債が数多く取り揃えています。

定額預金だと思って、アメリカ国債や格付けの高い社債を買うことから始められるのがいいのかなと思っております。

最近、外貨MMFが4%以上の利率に上がってきました。まず外貨MMFに預けて債券の勉強してから債券を買うのも1つの手かもしれませんね。

為替リスクは許容しましょう

為替のリスクが言い始めるとキリがないので乗り越えてください。
為替のリスクについては、また後日書くことにします。


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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com