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13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン

会社を辞めてから、母親と話す時間が長くなった。高齢の一人暮らしでケアが必要であることが背景にはあるけど、”老いるとはなんだろう?” を身近で観察するのも面白い。 

実の母親を、題材にするのはどうかと思うが、母親が取る行動が、老人特有のものなら、それを理解しておくことは、自分の将来にも役立つと考えている。

そもそも理不尽の行動が多すぎて、正面から向かい合うと、腹立たしいことが多すぎるので、客観的に行動心理を探る思考遊びをしてるって訳なんだ。


母親の口癖、
「毎日忙しく、しなければいけないことに追われ、新しいことを始めることができない」

今までは、これは、単なる言い訳で、自分の不甲斐なさを取り繕っているだけだと解釈していた。1日にしなければいけないことの数は限られていて、容易なものばかり。なんで、そんな口癖がついたのか考えてみた。

母親と終日一緒に時間を過ごすことで、わかってきたことがある。


母親の行動を、
「自分の行動で変えることができること」と、
「変えることができないこと」を分けて考えてみた。

すると、1日の大部分が、「変えることができないこと」で占められていたんだ。それはニュースから流れてくる情報のこと。つまり、天気、芸能人のネタ、スポーツの結果、少子化、不景気、事件、事故など。

だって、明日の天気が晴れて欲しくても、変えることはできないし、
ご贔屓のチームが負けたところで、判定が変わるものでもない。
起きてしまった事故がなくなるものでもないし、
少子化なんて1人の力でどうなるものでもない。
(そういえば、私自身もそんな傾向があるな、、、)

「自分の行動で変えることができること」は、
洗濯して干すこと
食事を作ること
掃除をすること
お花に水をあげること
それくらいだ。1-2時間で済む作業量。

どうみても、忙しいとは思えない。


ここで、思いついたのが、『関心の輪と影響の輪』
7つの習慣で出てくる有名な図。

そこで、母親に話してみたんだ。
主体的な生き方がいいと思うよって。

思いの外、響いたみたいで、とても納得していた。行動改善は、とても難しいだろうけど、頭で理解すると、変化は起こしやすいだろう。


それを聞いた母親は、実の息子(私)に向かって、

「どうして、おまえは、頭の中で考えていることを、言葉や図で相手にわかりやすく表現する事ができるんだい?」 って質問してきた。 確かに、頭の中がお花畑の母親から、こんなに偏屈で屁理屈な息子が生まれてもんだと、自己分析しながら、その答えを回答した。

「ただ、本を読んでいるだけだよ」 とシンプルに答えた。
そして、その本が、『7つの習慣』

興味津々の母親に、さっそくAmazonで、一番わかりやすそうな『13歳からわかる 7つの習慣 自分を変えるレッスン』 をポチった。

13歳からわかる 7つの習慣 自分を変えるレッスン:マインドマップ


平易な単語で、わかりやすい事例を用いて解説してくれている。人生のバイブルにはもってこいの一冊だ。本物の『7つの習慣』は、分厚く、字も小さいので、抵抗感があるので、簡略版を買って良かった。

こんな会話をしてから、すでに半年以上が経過。
母親の行動パターンは、残念ながら、何の変化もない、、、、

いつか自分もこうなるのかな〜

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