お金に対する常識の変化 今と昔
2023年の現在の常識が、数年〜数十年前の昔では、考えもつかなかったことや、非常識だったことは数多くありますね。
同性婚
LGBT
女性の社会進出
喫煙場所
などなど
◇ ◇ ◇
15年ほど前、単身赴任をしたことがありました。単身先の家財道具、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどを揃える時、テレビは買いませんでした。今でもそうですが、そのころからテレビを見る習慣があまりなかったからです。
当時のテレビの存在は、リビングに1台は当然で、夫婦の部屋、各子供の部屋と1人一台ずつと各家庭にある複数台ある時代です。
そんなときに、テレビを用意しない行動は、ものすごく非常識に同僚や友人たちには写ったようです。そんな会話したことがあります。
2023年の今、スマホで大部分のエンターテイメントが網羅されているので、テレビ無しは、それほど非常識ではないでしょう。
何が言いたいかと言うと、常識とは、多数派であり、多くに人々に認知されていることを意味します。非常識はその反対。だから時代とともに変化して当然でしょう。
テクノロジーとして、ゼロからイチが作り出されている領域も多数ありますからね。
◇ ◇ ◇
そんな前置きをしたところで、
お金の常識を今と昔で考えて、比較してみます。
お金に対する常識は、時代とともに変化しています。
今と昔のお金に対する常識の違いをいくつか挙げてみると、
昔は、お金は貯めておくことが大切であり、浪費は悪いこと。
今は、お金は使ってこそ価値があり、貯金ばかりしていると人生がつまらないと考える。
昔は、お金は社会的な地位や権力を得るための手段。
今は、お金は自由と幸福を得るための手段。昔は、お金は男性が稼ぐものであり、女性は家計を管理するもの。
今は、女性も男性と同じように働き、お金を稼ぐことが当たり前。昔は、お金は結婚や子育てのための資金として使用。
今は、老後の生活費や趣味や旅行のための資金。
下記表の主語に「お金は〜」をつけて読んでください
私はセカンドライフを幸せに過ごす上では、
下記2点を2023年の常識にして、実行しています。
お金は幸せの一部であって、条件ではない
お金は手段であって、目的ではない
◇ ◇ ◇
個人的な主観で抽象的なお金の常識を今と昔を比較表でした。さらに客観的に具体的にDataを調べると結果があるものを表にします。とは言ったものの裏付けをDaraを調べてわけではないですw。 多分、調べればこんな感じだろうって主観的にまとめてみました。
人によっては、現在の常識が非常識に感じたならば、時代に取り残されているかもしれないことを、自己認識する上で、比較表を見ると面白いですよ。
国民年金
老後の考える上で、生活費のための国民年金の話題が尽きないこのごろ。数年前に2,000万円問題が勃発しましたね。政府の情報開示のミスかと思っていましたが、今思うと、クリティカルヒットですね。意図的に国民に問題提起をしたんですね。
老後2,000万円問題とは、政府が「国民年金だけじゃ老後の資金は2,000万円足りなくなるよ」とメッセージが発さられました。それを聞いた国民が慌てふためいた事件です。
「年金だけで老後を悠々自適に過ごすことができる」と思っていた大勢の人たちが慌てふためいた時点で、その人の人生は終わってますね。だって、老後の資金がいくら足りないのか、その問題提起が行われるまで、知らなかったわけですから。
とは言うものの、そのことで、多くに人が投資に目を向けることができた点では、クリティカルヒットだったわけです。 上から目線で、素晴らしい政策でしたとお褒め使わしましょう。
支払い方法
キャッシュレス化を進めていますね。我が家もマネーフォワードを使って、現金支払いはなるべくしないようにしています。家計簿も資産管理もキャッシュレスはとても便利です。
そんなキャッシュレス時代に、政府は新札を発行します。紙幣を切り替えるのは、偽造防止の狙いがあると説明していますね。
本当ですか?
まあ半分は本当でしょうけど、真の目的は、闇のお金、アングラ経済で流通する紙幣のあぶりだしでしょ。マネーロンダリングを防ぐ狙いもありそうです。
政治家や悪い人ほど所有権のわからないキャッシュをガメているので、どんどんとスッキリして欲しいものです。そう思うと、新紙幣への切り替えは、とても素晴らしい国策に見えてきますね。
国民もタンス預金がすごい金額になっています。
紙幣切り替えのタイミングで、一度銀行を通して、流通金額を明確にしてほしい。現在使われている福沢諭吉さん紙幣も期限つけて、使用不可にしてしまえばいいのに。
銀行・証券会社
1年前に実施した友人との投資勉強会のアンケートでは、ネット証券に口座を持っている人は半分以下でした。気になっているけど、口座開設の行動に踏み出せない人が多いのだと感じました。
銀行もネットで十分です。スマホだけで全てが完結します。
キャッシュを使う場所はさらに減少するでしょう。先日遊びに行った日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールド北海道はすべてキャッシュレスでした。
次回の大阪万博も現金は使用できず、全てキャッシュレスとニュースを読みました。
いまだにスマホを使えない高齢者サポートのためにサービスを展開したり、その無駄なインフラを整えるために遅くなっている例が散見されます。
高齢者サポートって聞こえはいいですが、見返りとして、使えている人たちへは負担を増やしているんですよ。
そろそろ、ばっさり切り捨ててもいいんじゃないかな。そうできないなら、もっと明確な価格差をつけるべきだと思います。いままでは、使いこなしている将来を担う若者が可哀想すぎる価格設定が多すぎます。
◇ ◇ ◇
こんな感じかな。お金に対する常識は、明らかに変化しています。”今は〜”、2023年です。これから将来も、お金に対する価値観や考え方は変化していくでしょう。
個人の常識に固執しすぎると、世間の非常識になります。
高齢者は多くがそうです。
VUCA時代に、臨機応変に、大きな川の流れに、
素直に流される変化を楽しみたいと考えています。
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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com