僕が起業前の学生時代にしたこと3(書籍編)
🐤ここまでのあらすじ
大学3回生の僕は「就職をしない」と決め、
自分にできることを考えた結果、
「ほんまに何もないやん!」と気づいた春。
なので、とりあえず時間はある大学3回生。
書籍で知識を身につけることにした。本屋さんへGOー!
🐤最初に読んだのはベストセラーなビジネス本
当時はネットショップもそんなに流行っていなく、電子書籍なんかもなく。
とりあえず、関西でも指折りの大型書店「紀伊○屋書店」へ。
「ビジネス書」というコーナーに行くと「○○が面白いほどわかる本」「図解○○の○○」などそういった本がびっしり。
そう、この頃はドラえもんみたいな名前で呼ばれている某有名経営者のように「ベンチャー企業」「学生起業」も流行ってきていたし、株もお金持ちだけの話ではなく一般人が手を出せるようになったころ。
そんな中で、僕にはどれを買ったらいいかまったくわからなかったので、とりあえず「一番売れていそうな本=ええ本」だろうと思い、POPが貼ってあって一番目立つ本を買うことにした。
それが「金持ち父さん貧乏父さん」である。
金持ち父さんシリーズ・・・と聞くとジンマシンが出る人もいるのかもしれない。
実際「金持ち父さん」と調べると予測検索で「やばい」「洗脳」「宗教」といっぱい出てくる笑
金持ち父さんシリーズは、
とあるように、れっきとしたビジネス書である。
■なぜ「金持ち父さん」は「やばい」のか・・・?
ではなぜ「やばい」のか?
それは、マルチ商法、ネットワークビジネス、投資詐欺などのバイブルとして使われていることが多いから。
確かに、思い出せば、ビジネス書の隣には「ネットワークビジネス」というコーナーがあって、なんだか妙に若く、毛色の違う人もいたような気もする・・・なんてことはなく、正直全く覚えていない。
僕としてはまずはファーストステップとして売れてそうな本を手に取った。ただそれだけのことである。
ちなみに僕はマルチ商法も投資詐欺もしない(笑)←詐欺は犯罪ですよー
が、ネットワークビジネスも縁とタイミングがあればやっていたかもしれない。ただ、何回か説明を受けてもピンとくるものには出会っていないのが本音。
■働き方のジャンル分け
書籍の中では、稼ぎ方・働き方に対してのジャンル分けをクワドラントという表現をしていて、こんな図を見たことある方は多いのではないだろうか。
僕個人の見解としては、この図によってビジネスオーナーになるぞ!起業するぞ!
ということで、「起業」「副業」という言葉だけのイメージが強いように感じる。
■本質は金融、財務の基本的な考え方
ビジネスオーナーに対する考え方、これはこれでいいのだが、僕の思う本質はここではなく、金融、財務に対する基本的な考え方を学べることが素晴らしいと思っている。
この考え方は今でも僕の資産と投資に関する考え方のベースになっている。
そして、会社員をやろうが、起業をしようが、個人事業主になろうが、副業をしようが、この考え方は今の日本にこそ必要ではないかと思う。
どういうことかというと・・・
PL・BSという言葉は聞かれたことあるだろうか?
下流の人は、入ってきた収入→支出に回してそのまま終わる。
中流の人は
収入を→負債→支出に回す。
家を買うことは「資産」と呼ばれがちだが、自分が住む家は「資産」ではなく、「負債」になるのだ。
上流の人は
収入→資産(株、不動産、ビジネス、自己投資)→負債→負債
ちなみに先ほど中流の人で「負債」としていた家は、この家を人に貸すと勝手にお金が入ってくる仕組みとなるので、「資産」になる。
年収を目指すのではなく、ストックリッチを目指す。
仕事もするけれど、仕事を辞めてから何日生きていけるかが豊かさの定義であり、保有しているだけでキャッシュを生み出すものを保有し続けることが大切。
これは留学して「起業をする」ではなく「就職をしない」と決めた21歳の何もない貧乏学生の僕にとってはおおっ!と目から鱗出まくりな情報だった。
🐤「就職しない」僕の目標
だからお金持ちにならなくても働かなくても生きていける豊かさが、
何をしたいとも思っていない、ただ「就職しない」僕の目標となった。
クアドラントの話が金持ち父さん貧乏父さんでは有名だが、僕はこのキャッシュを作ることをひたすら目標にして今に至る。
即座にお金にならなくても、資産になるようなものを作っていくことこれが大切。
そして、人材やスキルは資産なのだともっともっと先で気づくことになる。
これの上流をやろーって思った純粋かつピュアな僕は
本の中では株と不動産はできないから、自己資産・ビジネスにお金を使おうと決め、さまざまな本や人に出会っていくことになる。
というわけで、次回はプライベート、人との出会いで学んだことに続く。(恋愛要素ちょびっとあり)
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