Webライターが企業から直接案件を受注するために心がけたい事
クラウドワークスを介さずに企業から直接ライティング案件を受注するのって難しいと思っていませんか?
私のWebライターとしての経験上、以下の4つを意識するだけで案件の受注率は飛躍的に上がります。
①自分のプロフィールをまとめる
②実力をアピールできるポートフォリオを用意する
③魅力的な提案文を作る
④ある程度企業のやり方や要望に合わせる
たったの4つだけを意識すればよい、と思えばなんとかなりそうではないでしょうか?
今回の記事はこれからご紹介する方向けに作りました。
・クラウドワークスで案件を受注している人
・フリーのライターになったけど案件がない人
・今よりも多くのライティング案件を受注したい人
それでは、本題に移ります。
①自分のプロフィールをまとめる
最初に意識をしたいのは、あなたが何者であるかをまとめたプロフィールページを作る事です。
大前提として企業の担当者としては何者かわからない人とは積極的に取引をしたいと思いません。取引をしても仕事をきちんとしてくれるのか分からないですし、実力も未知数だからです。
そのため、まず最初にあなたが何者であるのかをきちんと伝えるかが重要です。特に、
ライティング経験はどの程度あるのか
得意なジャンルはどんなものなのか
ライターになったきっかけは何か
どんなスキルを持っているのか
これまでどんな経歴なのか
希望の文字単価はどの程度なのか
といった情報は伝えたいところです。伝えるべき情報を伝えた上で、あなたが取引するに値する人材かどうかを正しく判断してもらう事が大切です。
実は私自身、企業の担当者としてよくライターさんの案件応募の対応をする事はあります。
その際にどんな人であり、何が出来る人なのかが分からないと、取引をしてよいのか分かないので連絡をしない事は割とあります。
一方できちんとしたプロフィールをまとめた文面やページも添えて連絡をして下さる方には好感を持って返信をしております。
企業の担当者に返信をしたい、と思われるプロフィールをきちんと作っておくことは費用対効果が高いのでぜひ行いましょう。
ちなみに、プロフィールページについてはnoteを利用して作ってみるのがおすすめです。
noteで作ったプロフィールページのURLを取引をしたい企業に送ればよいのです。noteのプロフィールページの作り方についてはnoteの公式サイトで紹介されているのでご紹介します。
②実力をアピールできるポートフォリオを用意する
次に意識をしたいのは、あなたのライティングの実力をアピールできるポートフォリオの作成です。
*そもそも、ポートフォリオって何?という方や、ポートフォリオの作成方法を知りたい方は以下を是非ご覧ください。
ポートフォリオの準備が必要な理由は企業の担当者は過去にあなたが書いた記事を見る事であなたの実力を判断するためです。
きちんとしたポートフォリオがあれば、「この人はきちんとした実績がある人なんだなぁ」と思います。
逆にポートフォリオを提出できないライターに対しては「実績がない素人なのかなぁ?」と思ってしまいます。
ポートフォリオはWebライターにとっての実績証明書のようなものなので、ぜひ一回作ってみましょう。
そして、作ったポートフォリオに関しては案件に応募する際に応募文と併せて企業に送りましょう。ポートフォリオを作る、きちんと企業に送るを行うだけで案件の獲得確率が上がります。
③魅力的な提案文を作る
ポートフォリオとプロフィール文を作った後には魅力的な提案文を作りましょう。
魅力的な提案文を作れば企業の担当者はあなたに興味を持ちますし、あなたと働きたいと思うためです。
ちなみに魅力的な提案文を作成する際に重要なのが以下の3点です。
・応募する案件とあなたの親和性
・どんな貢献が出来るかを明示する
・意気込みや仕事のスタンスを書く事
例えばあなたがFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持ち、投資系のライティング案件に取り組むとします。
このケースで、
「私はFPの資格を保有していますので、金融商品に関する知識は豊富なので貴社の案件と親和性があるかと存じます。複雑な金融商品については適宜図解を入れた解説も可能ですのでご要望が御座いましたらぜひご連絡ください。」
なんて、メッセージが添えられた提案文を送られた場合は「この人と仕事をしたい」と大半の企業の担当者に思われます。
きちんとした提案文を作る事は熱意を示す事にもなるので案件に応募する際には作りこむ価値があります。
企業の担当者に喜ばれる提案をするコツについては以下のページでまとめているので是非ご覧ください。
④ある程度企業のやり方や要望に合わせる
最後に心がけたいのは企業の要望や方針に可能な限り合わせる事です。
企業はライターを採用する際に実力と同じくらい、やり取りのしやすさを重視するためです。
企業に合わせると聞くと少し抵抗するかもしれません。
ですが、企業とライターの関係はお金を払う側とお金を貰う側という関係があるので「お金を払ってくれるお客さんに合わせる」という姿勢は大切です。
クライアントファースト(お客さん優先)、という考え方ですね。そのため、
Web面談が求められた際にはきちんと受ける
相手が求める納品形式があるなら求める
テストライティングがある場合はきちんと受ける
連絡手段も相手が望むものに合わせる
といった点は押さえておきましょう。
特に連絡手段については企業ごとにメール・チャットワーク・Slackのどれを使うかが分かります。
主要なコミュニケーションツールに合わせられる事をアピールしたほうが企業の担当者から高評価を受けます。
実力と同じくらい、「この人は仕事がしやすい人だ」と思われる事が重要になる点は押さえましょう。
・まとめ
①自分のプロフィールをまとめる
→プロフィール文で企業側にあなたが有用な人材であることを伝える事が大切。
②実力をアピールできるポートフォリオを用意する
→ポートフォリオがあなたのライティングレベルを担保する事になる。
③魅力的な提案文を作る
→提案文の魅力度に応じて企業側のあなたに対する関心度が大きく変わる。
④ある程度企業に合わせて商談に望む
→企業側に「仕事がしやそう」と思ってもらうためにも雇い主の方針に合わせるのが無難。
今回取り上げた4つのポイントを押さえた上で企業のライティング案件に応募をすれば、案件獲得率が大幅に上がります。
実は私自身、現在企業でWebライターの採用をしていますが、1~4の内容を全て満たしてくれるライターさんには高評価をつけております。
そのため、クラウドワークスを介さずに企業と直接つながって案件を受注したいのでしたらぜひ実践してみてくださいね。
ちなみに今回深くは取り上げなかった魅力的な提案の仕方については以下のページで受け取り可能な資料でまとめております。
ぜひ、ご興味があればお受け取り下さいませ。↓
最後になりますが、ここまで当ページをお読みいただきましてありがとうございました。今後の現役のWebライターの方に有益な情報を発信していきますので引き続きよろしくお願いいたします。
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