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管理職とは

 管理職になるなんて夢にも思ってもいなった。そんな私が、2022年4月に、管理職になった。これまでも、組織のまとめ役はしたことはあった。しかし、部局の長として、辞令を交付されたのは初めてだ。

 管理職になって驚いたのは、処理しなければならない情報の量。メールの量は増えた。その情報を処理し、対応し、毎月の会議の議題や資料をつくる必要がある。これは結構大変である。

 事務室に行くと、名前ではなく、〇〇長と呼ばれることが出てきたのには驚いた。

 いろいろな案件が出てくる。自分ではすべての案件に対応できないし、分掌は決まっている。案件を担当者にお願いするのも自分の仕事。頭を下げることが増えたと思う。

 さらに大変なのは、評価への対応。大学評価のテンプレートにいろいろ記入し、善後策を講じる必要がある。

 いまこまっているのは、研究モードと管理職モードの切り替え。管理職業務ばかりしていると、時間がなく、研究に身が入らない。時々時間を見つけても集中できない。モードが切り替わらないからだ。世の中の、大学の管理職はどのようにモードを切り替えているのか教えてほしいと思う。

 管理職になって、まだ3か月しか経過していない。これからどうなるのだろうか。3年前に買った中野信子さんの次の本を読み返してみた。引き寄せる脳 遠ざける脳 | 中野信子 |本 | 通販 | Amazon  すると次のような一節があった。

 「人生には誰かが決めた答えというものはなく、正解はあなたが決めるのだ」(出典:中野信子『引き寄せる脳 遠ざける脳』プレジデントムック、2019年、130頁)

 普段生活していると、とかく、職場の流儀や動向に左右される。それは必要なことかもしれないが、中野さんの本を読むと、自由に考えることも大切だと思った。

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