3つの「アヴェ・マリア」について
はじめに
「アヴェ・マリア」という曲を聞いたことがない人はおそらくいないでしょう。学校で習ったかもしれないし、どこかで聞いたことがあると思います。なぜ、そんなに私たちをひきつけるのでしょうか。
しかも、「三大アヴェ・マリア」という言葉からわかるように、有名な三種類の曲があります。それだけではないです。「アヴェ・マリア」の源とされるいくつかの曲があるようです。そのうちの一つは、グレゴリオ聖歌に遡ることができます(出典:https://www.phonim.com/post/what-is-ave-maria#2)。それでは、「三大アヴェ・マリア」を聞いていきましょう。
シューベルトの「アヴェ・マリア」
はじめに、シューベルトの「アヴェ・マリア」です。
https://m.youtube.com/watch?v=yToqJM87Jxw
著名なバイオリニストの高松あいさんの演奏、すてきですね。何度も聞きたくなります。ピアノの黒岩さんもすばらしいです。下の方に曲の解説が出てきますので、曲の背景も理解できます。おそらく、シューベルトのものは、日本で一番有名かもしれません。
グノーの「アヴェ・マリア」
次に、お待たせしました。グノーです。正確には、バッハ=グノー「アヴェ・マリア」というべきかもしれません(出典:https://note.com/sopranistakimura/n/n49219c4bb8b3)。グノーファンの方、ごめんなさい。なぜ、最初に紹介しないのかとヤキモキされたのではないでしょうか。先ほどと同じく、高松あいさんのすばらしい演奏です👏。
https://m.youtube.com/watch?v=rae1EDH-up8
グノーの「アヴェ・マリア」が魅力的な理由にはその歌詞にあるのではないかと思っています(参考:グノー「アヴェ・マリア」【歌詞と解説、無料楽譜】 | 気軽にクラシック! (vivaclassicalmusic.com) )。
カッチーニの「アヴェ・マリア」
いわゆる「三大」の最後の紹介になりますが、素晴らしい曲が待っています。それは、カッチーニの「アヴェ・マリア」です。カッチーニ・ファンの方、お待たせしました。それでは聞いてみましょう。突然ですが、イギリスに飛行しましょう。シャルロット・チャーチさんの歌声です。(参考:シャルロット・チャーチ | ソニーミュージックオフィシャルサイト(sonymusic.co.jp))
おわりに
いかがでしたでしょうか。音楽は私たちの気持ちを癒してくれます。「アヴェ・マリア」のメロディーや歌詞から、人生の奥深さや多様性を思索する人もいるかもしれません。ステンドグラスのデザインのように(https://nagasaki-oura-church.jp/archives/112)。
(©Dr Hiroshi Sato 2023)
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