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社会

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2021年5月の記事一覧

ナイキCMは新左翼のプロパガンダ

ナイキのCMは共産主義のプロパガンダ映像のような異常なものになっている。 グローバル企業が公然と、日本がracism(前回のCM)とsexism(今回)に満ちた差別大国だと全世界に向けて発信していることの重大性を認識しなければならない。対日十字軍の呼びかけである。 2人は喜びの表情を浮かべるものの、すぐさま顔が曇りだす。そして、2人は様々な場面を想像する。 日本では「子供は女の子の方がよい」が多数派になって久しい。 出生の性比からも、日本には一部の国にあるような男児選

周回遅れのフェミ騎士の少子化対策

これも結論ありきのバカ記事で、当noteの読者なら突っ込むポイントが幾つも見つけられるだろう。 彼らが理想とする北欧諸国の出生率が過去最低水準になったことで話は終了である。 But Prof Gauthier does note that even Scandinavia has begun to see a fall in its fertility rates, showing that the real key to higher birth rates remai

女は自分より高収入の男を求めてしまう

当noteの読者には耳に胼胝だが、そうではなく、女の猿的本能から生じる古今東西に普遍的な現象である。 We find that in hypogamous unions, women tend to have a higher social class background and occupational prestige, but lower income than their partners. We find that the highly educated wo

"プログラマーが「男性の仕事」になった本当の理由"のウソ

バカすぎて話にならない内容だが、このバカ本が海外ではベストセラーになり、昔は管理職のおじさん向け雑誌だったプレジデントが執拗に推していることは、フェミニズム汚染の深刻さを物語っている。 この件については複数回記事にしているが、改めて取り上げる。 「残念なことに、超一流の女性ハッカーには会ったためしがない」。彼はこう書いている。「その理由は誰にもわからない」 さあ、どうしてかな、スティーブン。ここはひとつ当てずっぽうで考えてみようか。 その理由は超一流のハッカーには高度な

「男性学の権威」の空理空論

このような理想論が無意味(というよりも有害)なのは、人間が社会生活を営んでいくためには、他者の期待に応える必要があることを無視しているからである。本人が納得した選択肢でも、他者が受け入れてくれなければ、社会的に孤立してしまう。 日本には、「男性は総合職であるべき」という固定観念が根強く残っています。多くの親は、娘が大企業に勤務する男性を結婚相手として連れてきたら歓迎するでしょうが、その男性が一般職だったら難色を示すのではないでしょうか。本人たちも、親の反応を気にして何となく

日本のひどすぎる政治家とDV男

仮説1-2の「有権者がなぜか愚かな人に投票してしまう」だが、これは「DV男がモテる」に通じるところがあるように思える。 (仮説1)愚かな人が政治家になっているから (仮説2)政治家になると愚かになってしまうから (仮説3)政治家になると愚かに行動することになるから 仮説1については、さらに2つの仮説に分けられる。 仮説1-1 愚かな人が政治家になりたがる 仮説1-2 愚かな人が政治家に選ばれている 1つは、愚かな人しか立候補しないので、愚かでない人を選べない、という可能性

コロナ禍で出生数が増えた国

日本では新型コロナウイルス感染症が出生数を減少させているが、逆に増えている国もある。 Also in countries that Norway compares to, numbers have gone up: Finland, Sweden and the Netherlands also see an increase in fertility. パンデミックの生活制限が、子持ち層には「もう一人」の余裕につながった可能性がある。 Surveys have sho

追い詰められる「旧い自民党」

この兵庫県知事選の記事は、日本の約30年間の「改革」を理解する参考になる。 思い切って単純化すると、日本を「普通の国」にするために改造しようとする改革勢力と、一億総中流の経済大国の実現に貢献した旧体制(抵抗勢力)の対立である。改革勢力は「国境や国籍にこだわらない」グローバリズム重視のAnywheres、抵抗勢力はナショナルインタレスト重視のSomewheresに当てはまる。 この対立👇が具体例になる。 「企業は、株主にどれだけ報いるかだ。雇用や国のあり方まで経営者が考え

SDGsとしての女の社会退出

ある企業の最適な人員配置について考える。条件は以下の通り。 ①製品の生産には専用の機械が必要。 ②機械は減耗するので不断の更新投資が必要。 ③従業員はA・Bの二グルーブに分けられる。 ④Aは生産と更新の両方の作業が可能。 ⑤Bは生産の作業しかできない。 Aを機械の更新から製品の生産に回せば、短期的には生産は増えるが、機械が減耗して生産能力が低下するので長期的には生産も減少してしまう。従って、生産能力と生産数を維持していくためには、 A:更新に必要な人数を優先的に割り当て

自殺者数の動向

昨日の記事に資料を追加。 2020年7月は三浦春馬(7月18日)、10月は竹内結子(9月27日)の自殺の影響と見られる。特に女に強く現れている。 今年に入ってからは大騒ぎするほどの高水準ではなくなっている。 男が女の2倍以上あることは騒がれないのに、2倍未満になると「女の自殺が増えた」と大騒ぎになるのは何故だろうか。

4月の自殺者数

これは速報値なので上方修正されることは考慮する必要があるが、前年同月比ではなく水準で見れば特に多いとは言えない。 昨年7月以降、女の増加が目立っているが、歴史的にはそれでも男に比べれば少ない水準である。 自殺の増加の主因はこれ👇ではなく、異常事態が続くことによるストレスと考えられる。昨年7月と10月の急増は、そこに有名芸能人の自殺のニュースが飛び込んできたことによるWerther効果である。 日常が回復するまでは、やや多い水準が続くと予想される。 話は変わるが、マスコ

中国の出生率低下

中国国家統計局(NBS)によると、2020年の合計出生率(total fertility rate)は1.3だった。 根据第七次全国人口普查结果,2020年我国育龄妇女总和生育率为1.3,已处于较低水平,实施全面两孩政策后,生育水平出现短期回升,之后逐渐下行,在低水平徘徊。 人口置換水準の2.1や女の希望子供数の平均1.8を大きく下回っている。 China’s fertility rate was 1.3 children per woman, which is bel

北欧の出生率低下の実相と真因

世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数ランキング2021のトップ3のアイスランド、フィンランド、ノルウェーでは近年出生率が急低下している。2020年の合計出生率(total fertility rate)はフィンランド1.37、ノルウェー1.48(非移民系は1.44)である。 ノルウェーの2009→2020年のTFRの低下0.5ポイントのうち30歳未満が0.4、30~34歳が0.1で、低下が30代前半にまで及んできたことが注目される。 各国政府もTFRの急低下には危機

Kフェミニズムの記事

韓国のフェミニズム汚染については何度も取り上げているので、ここでは紹介にとどめるが、女→韓国、男→日本に置き換えれば理解しやすい。フェミニズムの本質にある男への憎悪と、被害者属性が加害者属性を屈服させる「革命」を目指すidentity politicsが韓国独特の「恨」と結合したことが、常軌を逸した過激化につながっている。 ヤングフェミニストは「王子はいらない(GIRLS DO NOT NEED A PRINCE)」「女性はどんなことでもできる(GIRLS CAN DO A