中国の出生率低下

中国国家統計局(NBS)によると、2020年の合計出生率(total fertility rate)は1.3だった。

根据第七次全国人口普查结果,2020年我国育龄妇女总和生育率为1.3,已处于较低水平,实施全面两孩政策后,生育水平出现短期回升,之后逐渐下行,在低水平徘徊。

人口置換水準の2.1や女の希望子供数の平均1.8を大きく下回っている。

China’s fertility rate was 1.3 children per woman, which is below the replacement level of 2.1 – the rate needed for a stable population – and close to that of Japan. The NBS added that the average number of children that a Chinese woman was willing to have last year was 1.8.

中華圏は世界でも最も低出生率の地域だが、中国も経済発展によってその仲間入りしたことになる。

画像1

その主因は女から見た「自分の夫としてふさわしい男」の減少である。

男が女に求めるものは出産能力なので、すべての女が「自分以上」だが、女が男に求めるものは稼得能力なので、自分が上に行くほど自分以上の男が見つけにくくなり、leftoverになってしまう。

日本の反緊縮カルトからは「低出生率の原因は緊縮財政」や「中国の財政政策を見習え」などの主張が聞かれるが、これらの国々は、積極財政が少子化対策にはならないことを示している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?