Kフェミニズムの記事

韓国のフェミニズム汚染については何度も取り上げているので、ここでは紹介にとどめるが、女→韓国、男→日本に置き換えれば理解しやすい。フェミニズムの本質にある男への憎悪と、被害者属性が加害者属性を屈服させる「革命」を目指すidentity politicsが韓国独特の「恨」と結合したことが、常軌を逸した過激化につながっている。

ヤングフェミニストは「王子はいらない(GIRLS DO NOT NEED A PRINCE)」「女性はどんなことでもできる(GIRLS CAN DO ANYTHING)」を叫んだ。ところが、2017年に文在寅政権が発足すると、フェミニストたちはスローガンとは異なることを言いだした。女性は社会的弱者、被害者であるゆえ、女性に配慮した政策を取るよう政府に要求し始めたのだ。こうして、女性家族部とその傘下機関の女性関連予算が急増し、女性専用サービスが大幅に増えた。
フェミニズム運動が猛威を振るい、韓国の若い男性たちは危機に面している。フェミニズム運動は、女性には寛容、男性には無寛容の時代を作り上げた。

フェミニストが騒いだだけではこうはならない。ヒエラルヒーのトップの男が協力するからである(諸刃の剣ではあるが)。上の男が女と結託して中・下の男を抑圧する新たな階級闘争である。

「男女平等」と「女は弱者」を都合よく使い分けて「弱者特権」を拡大させ、そのツケを男に押し付けるのがフェミニストの戦略である。投資に例えるなら、リスクは男に負わせ(←女は弱者)、成功時のリターンは山分け(←男女平等)を要求する無法ぶりである。

個人のレベルでは男も女にgive and takeを要求するのでこのような無法を押し通すことは難しいが、悪知恵が回るフェミニストは政治に食い込んで社会制度として合法化することで、男からの搾取を強めている。

以上のように、今回韓国で提起された「女性の兵役義務」に関する議論は、深刻な少子化とジェンダー対立を背景に起こったものだ。
実際に女性に兵役義務を課した中東のイスラエル、北欧のノルウェーやスウェーデン、北朝鮮といった国では、軍内でセクハラや性的暴力といった問題がたびたび起こっていると言われる。
そのような中で「女性が活躍しているから」、「少子化で兵役人員が必要」といった単純な理由だけで、十分な議論もなく女性の兵役が義務化されれば、混乱や問題が起こることは必至であろう。

これ👇がフェミニストの論理で、男は半永久的に過去の悪行を謝罪して清算を続けなければならない。


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