高校教員の私がコーチングを学び起こった変化
これまでの私
教員生活も17年目となり、ある程度の仕事は頑張らなくても出来るようになってきました。どうやらこれは最適化というようです。
社会人歴が浅いうちは出来ない自分にベクトルを向け考えていましたが、最近では周りに目を向けることも多くなってきました。
よく言えばtakerとしての職業人生がgiverに変わったとも言えるかもしれません。
しかし、学校全体で動くことを企画しても、なかなか意見は通りません。通らないというより聞いてさえもらえません。みんなわざわざ形を変えなくても特に困っていないのです。
最初はその事に対して不満をもって生活していましたが、いつしかそれすらも甘んじて受け入れるようになっていました。
「残りの教員人生は20年くらいかぁ」
僕は僕が一番なりたくないと思っていた惰性で生きる大人になってしまっていました。
コーチングと出会って(Rゆらぎ)
入った経緯などは割愛しますが、コーチングを学んでからの生活はこれまでと一変しました。
まずは徹底してリアルを揺らがせます。
・棚上げしていた人間関係の解決。
家族や友人を含めて、とにかく逃げてしまっていたことと向き合いました。かなりキツかったですが、これまでのように気にしながら生活するよりずっと充実した生活を送れるようになってきました。
・見た目を変える。
服装を変えたり身につけるものを大きく変えます。僕は外側ではなく身体自体を変えることとしました。食事管理をし、運動量を大きく変える。それだけでマインドが引き締まりました。
・遠い所へ行く。
海外旅行などに行っている方もたくさんいました。僕は地球の裏側、ブラジルの方とつながり、英語でやりとりをすることにしました。僕にとっては英語という言語を使うこと自体がとても遠いものであり、苦痛だったからです。
実際に自分のR(リアル)が揺らぐと人生がこれまでとは全く違うものとなってきます。
これまで話をしていなかった人と話すことで世界は広がり、身体作りによって他人からの見る目も変わる。遠くの人と英語でやりとりをすることで、違う人の人生を歩んでいるかのような気持ちにもなりました。
しかし、それは紛れもなく自分の人生でした。
コーチングと出会って(自己適用)
信じるな、疑うな、確かめよ。
この与えられた言葉すら信じることもせず、疑いもせず、まずは確かめることとしました。
とにかく何かをする!ひとの人生を動かすコーチは自分の人生も動かしていないと説得力ないよ?ということですね。
僕はかなりの多趣味で、これまでの43年間常に動き続けてきた自負があるのですが、子供が出来てからは何もしていませんでした。
マインドが変わると時間の使い方が変わるそうです。やりたいことは一日の最初にもっていけば良いらしいので、確かめるべく、朝5時に起きて走りに行くようにしました。
子供が寝ている内に走りに出て、戻ってくる。
出来た(´・ω・)و グッ!
子供を寝かせてからガレージでDIYに勤しむ。
これも出来た(´・ω・)و
目標を決めてダイエットしてみる。
5キロ減った(´・ω・)و✧
ただ走るだけとかもったいない。何の道具もないけどトライアスロン出てみる?
高いスイムスーツ5000円で買えた(・ω・)و
バイクもらえた(´・ω・)و
友達ができた(´・ω・)و (・ω・`)
これまで止まっていた人生が動きだします。これ、全くやらされてないんです。アカデミーからは、やってみたら?と言われただけで、実際に試してみると人生が加速していく。
小さい頃の新しいことをどんどん学んでいく感覚がよみがえってきました。
余談
実は40歳になったタイミングで、これまで無敵に動けていた僕でしたが、膝が痛くて何も出来なくなります。
部活でも生徒よりもしっかりアップやトレーニングに向き合ってきたのに、ある日突然ジョグすら出来なくなります。
県立、国立の病院へ行っても原因がわからないと言われ、プレイヤーを諦めていました。
コーチングのコツはまずゴールを決めること。プロセスは一切気にしません。ロードバイクもないし、足を引きずりながらランニングをしていたのに、トライアスロンに申し込みをします。
治してくれる病院が見つかった(´・ω・)و笑
生徒への関わり方
変化としてはこれが一番かも。
敷かれたレールの上が一番好きだった僕は、生徒たちもそこを歩ませていました。
アカデミーでは、フィードバックではなくフィードフォワードというものを学びます。
「なぜ、あんなミスをしたの?」と聞くと思考がミスに寄ってしまい、再びミスをしやすくなるそうです。
「どんなプレイヤーになりたい?どうやって勝ちたい?」と聞くと未来志向になり、ゴールに近づけるそうです。
これも早速試します。
進路指導などで、生徒たちのwant to~を大切にすることにしました。みんな出来ることで進路を決めようとします。これはこれまでの僕の責任です。
まずはどんな人生を送りたいのかを問いかけ、その為にどこで学ぶか、何を学ぶかを聞くようにしました。
子ども達から自分の意見がでるでる。自分のやりたい風景を頭に描きながら進路決定をしていきます。
僕の自己適用と同じで、子ども達も誰にやらされるでもなく、自己決定を繰り返していきました。
最後に
コーチングって本当に凄いんです。とにかく人生が加速していきます。
一つ知っておいて欲しいのは、コーチングとは人生が止まっている人の為にあるわけではないということです。
とてもゆっくり動いている人も、凄いスピードで動いている人もいるでしょう。
コーチングはその人生を更に加速させることを目的としています。他人と比べて早いか遅いかは関係ありません。
現在目標を決めて取り組んでいる方も、それを達成したあとにどうするかを決めましょう。
僕がアカデミーで習ったことの中にとても印象深いものがあります。
「コーチングは魔法じゃありません。」
コーチングを学べば、セッションを受ければ、人生が変わるだなんてそんな甘いことはないのです。とてつもない努力と継続が必要です。
そして、人生が加速することはとても怖いことでもあります。
なぜならみんな今のままでも生活出来ているからです。わざわざ変えなくてもほとんどの人が困りません。リスクを負ってまで変える必要がないのです。
あとは皆さん自身が、これからどうするのかをご自分で決めてください。
人生を変えるためのファーストステップです。最初の自己決定は僕とコーチングセッションをするかどうかだと思います。
人生の最期を迎えるその時までの生き方を想像してみてください。テレビで見るような、キラキラした生活を手に入れるのか諦めるのか。
僕はコーチとして前者を選びます。
長くなりましたが最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
セッションをするかどうかではなく、コーチングについての質問だけでも構いません。少しでも気になることがありましたらご遠慮なく連絡をしてきてください。
皆様と出会えること、セッション出来ることを心より楽しみにしております。
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