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Vol.29 アフリカ経験0だけど、アフリカ情報誌で活動しているわけ。

こんにちは!PROCHE編集部のえるです!
PROCHEの編集部スタッフとして活動していると、友人から必ず「なんでアフリカの情報誌で活動しようと思ったの?」と聞かれます。

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、

大学では、アフリカ地域を専攻しているわけでもないし(なんなら、ゼミでは北欧を研究してます)、アフリカに渡航したこともちろんない…。

人生で、これといった派手なアフリカとの接点がない…!

PROCHE編集部を見渡すと、アフリカ雑貨を輸入する仕事に就いていたり、アフリカでのボランティア経験があったり、何かしら「おぉ!アフリカ好きだねぇ!」となるような経験がもっているスタッフが沢山います。

そんな私ですが、振り返ってみるとささやかではありますが確かなアフリカとの接点があったので、それを読者の皆さんにも共有できたらなぁと思います。


転機は大学での授業。


私は、いわゆる国際関係の学部に所属していて、授業の中にはアフリカについて学べるものもありました。

私は大学1年次にアフリカについて学べる授業を履修したのですが、正直に言うと、「アフリカについて知識を深めよう!!」という高尚な動機からではなく、友人から

「アフリカの授業の先生、めっちゃ声いいよ。ラジオのリスナーになったみたい。」

という噂を聞いて、授業を履修することを決めました(実際に落ち着いていて聞き取りやすい素敵な声だった)

※アフリカの授業は、授業動画を配信する形式で行われていました。


アフリカ=サバンナ、野生動物、国際協力!!!

その授業では、国際協力といったテーマだけではなく、アフリカの文化やビジネスなどを通じてアフリカへの理解を深めるもので、

授業では、ナイジェリアの映画産業や南アフリカのファッションブランドなど、「国際協力」という視点からアフリカの社会課題にフォーカスする授業ではありませんでした。

特に授業の中で印象的だったのは、大学の先生がアフリカ滞在中に撮影した動画やアフリカのミュージックビデオを見せてくれたことです。

それまでの私のアフリカのイメージというと、

サバンナ!ジャングル!野生動物!マサイ!国際協力!

といったかなり偏ったものだったのですが、先生が見せるアフリカは、

近代的なビルが沢山立ち並んでいて、通行人は色鮮やかアフリカンプリントの衣服をまとっていたり、アフロビートやアマピアノなど刺激的でかっこいい音楽があったりと、私がこれまで想像していたアフリカ像とは全く違うもので、自分の中のアフリカのイメージが壊れていきました。

極めつけはtlya


こうして大学の授業を通してムクムクと育っていたアフリカへの興味をブーストさせるきっかけとなったのが、Instagramのリールで流れてきたtylaのライブ映像でした。

夜な夜なInstagramでリールをスワイプさせていると、
目に飛び込んだのは、背中にペットボトルの水をかけながらtwerkをしている、ポニーテールの女の子。

「この歌手だれ?!」と衝撃を受けた私はインターネット調べてみることに。その後は、坂から転げ落ちるようにtylaの魅力にハマっていきました。

そして、Tylaをきっかけにナイジェリアのトップ歌手であるAyra Starrにハマり、アフリカのエンタメやカルチャーに興味を持つように…!

ただ、この時思ったのが、

日本にはアフリカのエンタメや現代カルチャーについての情報が少ない…!!

ということ!
アフリカのホットな情報を知りたいのに、ない…!

それだったら、自分で情報を発信しちゃえばいいじゃない!

InstagramのDMで直接アタック


そんな思いから、「日本で、アフリカのエンタメや文化のことを学びながら、学んだことを日本人に発信できる」方法はないかな、とインターネットをあてもなくさまよっていたところで見つけたのがPROCHEでした。

PROCHEの投稿を遡ってみると、編集スタッフを募集していたのは3ヵ月前。ダメ元でInstagramでDMを送ってみたところ、編集長に面談をしてもらい活動させてくれることに。

PROCHEに参加してから早10ヵ月…。周りの編集スタッフに比べるとまだまだアフリカ初心者ですが、これまでアフリカを通ってきてなかったからこその視点で私の好きなアフリカのカルチャーやエンタメについてポジティブな視点でのびのびと発信できたらなと思います!





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