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病院スタッフが対応していないと思われがちな行動
本日は、病院スタッフが患者を無視している様に思えてしまう対応についてご紹介致します。
【誤解を招きやすい行動について】
◯ トイレに連れて行かない
患者のトイレの回数や時間は看護師や介護士が記録していることが多いです。患者の中には3分前にトイレに行ったのにすぐに行きたいと訴える方がいます。この方を3分おきに連れて行くと業務が破綻します。
◯ 会話をしない
認知機能が重度に低下していると永遠に同じことを繰り返して話したり質問をしたりと常に会話していては業務が破綻します。ここは、スタッフが少しずつ対応しているため、理解が必要な所です。
◯ 抑制帯を外さない
患者によっては転倒防止の観点から抑制体をしている場合があります。これをきつい・可哀想という理由で外すことは出来ません。リハビリや職員が見ていられるときは外すことももちろんありますが忙しい際はまず外しません。怪我をして骨折してしまうよりはいいと思います。
◯ 電話をさせない
電話は家族によって患者からさせないで下さいと依頼がある方もいます。そのため、基本的には電話をさせてくれますが、患者の家族状況によって制限している場合もあります。
◯ 飲み物を与えない
患者の中には飲み物を与えてはいけない方がいます。絶食中・経管栄養・飲水制限など多々理由はあります。そのため、職員へ飲み物を欲しがっていると丁寧に伝えてくれる方がいますが、理由があることをご理解頂きたいです。
【おわりに】
本日は病棟スタッフが対応していないと思われる行動についてお伝えさせて頂きました。
対応が遅くなってしまうことはありますが、理由もなく対応しないことは通常ありません。
もちろん、スタッフへ状況をお伝えして下さる方には感謝していますが、対応出来かねることもご了承頂けると嬉しいです。
中にはクレームの様にいきなり伝えられる方もいますが、現在の病院ではクレーム対応に対して厳しくなっている所もあるため、容易に考えないことも大切です。
最後まで閲覧頂きありがとうございました。日頃よりフォローやスキのご協力感謝致します。
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