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業務委託からフルコミットへ。より深まる事業や組織への想いとモチベーション

Professional Studio/Interactive dialogue:012 

Researcher・Assistant Manager 三宅 優子

Professional Studioで活躍中のメンバーにスポットライトを当てるInteractive dialogue。第12回目に登場するのはアシスタントマネージャーの三宅優子さんです。三宅さんはまだ社員が1人しかいない状態のProfessional Studioに業務委託として飛び込んできた古参メンバーのひとり。チャレンジングスピリットの持ち主です。

いまではフルコミで組織を支える重要な役割を担う三宅さん。これまでのキャリアヒストリーからProfessional Studioとの出会い、成長意欲に火が付いた上司とのエピソードなど飾らぬ言葉で語っていただきました。

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外資系MRからキャリアコンサルタントへ

ー三宅さんはアメリカの大学をご卒業されたとのことですが、いつ頃から海外で生活を?

まとまった時間を過ごしたのは大学の4年間です。はじめての渡米は10歳の時でした。向こうに親戚がいたこともあり、両親からひとりでアメリカに行ってきなさいと言われてその時の壮大なインパクトが留学のきっかけとなった原体験ですね。

留学先はボストンです。いろんなバックグラウンドの人たちと過ごす時間を通して大学3年生になった頃、キャリアについても色々と模索しました。まずは自分の可能性や最適な選択肢をみつけられたらいいなという思いで、日英バイリンガル向けの就職イベント『ボストンキャリアフォーラム』に参加します。

ーもともと就職は日本で、とお考えだったのですか?

そうです。ただし業界や業種についてはまったくの白紙。コンサルファームや広告代理店、IT系企業など業種はしぼらずブースを回ってお話を聞きました。とはいえ解像度高く理解するのはなかなか難しい。その中で最も仕事のイメージが掴みやすかったのが外資系の製薬メーカーでした。

結果、新薬で待っている人を助けられるとか、医療を裏方として支えたいといった比較的純粋な志望動機でキャリアのスタートを切りました。それからMRとして10年のキャリアを重ねました。

ーMRのお仕事というと当時は結構ハードワークだったのでは?

おっしゃる通りで、医薬品の紹介というスマートな職種ながらも、泥臭い営業職という側面もありました。大変ではありましたが顧客から日々学ぶことも多くやりがいもありました。特に営業ですから逆境に負けないマインドが身についたのと、大きな目標を達成しチームで勝つ喜びは何ものにも代えがたい醍醐味でしたね。

ただ、30歳を目前にこのままで大丈夫かな、と不安になりまして。ひとつはスキルの市場価値、もうひとつはプライベートとの両立です。転勤もありますし、将来的なライフスタイルの変化を思うと、他のスキルも身につけたほうがよいなと考えるタイミングでした。

ーそれで転職を考えるようになったと

キャリアチェンジで何がしたいかを考えた時、製薬専門の広告代理店や医療ポータルサイトのベンチャー企業が選択肢としてあがりました。内定を頂くも、最初の一歩が踏み出せなかった。その時の自分はキャリアの延長線上で営業をバリバリやるというよりも、どちらかというと手に職をつけたかった。次のステップにつながる何かを挟みたかったんです。

そこでゴールを人事に設定。留学生のキャリア相談にのったり自身の仕事のことを伝えて実際に選択肢のひとつにしてもらえたことが嬉しかった経験があったこともあり、魅力に感じる職種でした。とはいえ、MRから採用人事へのキャリアチェンジは簡単ではありません。

と、いうことでこれまでの経験とこれからのビジョンをつなぐ形で外資系企業専門の人材紹介会社に転職。ヘルスケア業界担当のキャリアコンサルタントの道を歩みはじめることになりました。

ー外資系MRからキャリアコンサルタントへの華麗なる転身ですね。実際にやってみた感触としては狙い通りでしたか?

仕事自体は製薬業界に長くいた知見や転職経験を活かして企業や候補者支援ができたりと、新しいチャレンジを楽しめていました。でも、製品を扱う営業とは違い、「人」ですから、はじめはやり方も経験することもはじめてのことばかりでとまどいもたくさんありました。

こんなに難しい仕事があるのか...と心から思ったくらい。

ご相談いただける企業や候補の方々へ最適なご提案をしたい...加えて結果として残すこと...大変な仕事ですが、たとえ転職への支援につながらなくとも、プロセスのなかで何か価値を感じてもらえたらと思って仕事をしていました。

ただ、その頃ちょうどライフスタイルに大きな変化が重なり、プライベートを優先する形で一度キャリアを中断することとなります。その後ブランク期間を経て、自分も何かに再チャレンジしたいという思いに駆られるように。いまこのタイミングではじめないと一生できないんじゃないか、なんて焦りもあり、まずはインターネットの求人メディアで人材系の仕事を探すことに。

そこで目に止まったのがProfessional Studioです。業務委託でのスカウト担当という募集でした。

前職が自分のなかで志なかばな終わり方だったので、もう一度人材事業と向き合ってみたいという気持ちと、Professional Studioがスタートアップだったことに惹かれました。創業間もないところで、私でも役に立てる何かがあるんじゃないかって。

“好き”という感情は最高のモチベーション

ーProfessional Studioの最初の印象はどういうものでしたか?

面接は代表の市川さんでした。気さくにお話いただけたと同時に、その内容にもすごく共感するところがありました。市川さんが会社を立ち上げたときの想い、人材業界を変えていきたいという意気込み。

それらが私が前職で「変わったらいいな、他のやり方もあってもいいのでは?」と思っていたことと重なって、リモートワークでの業務委託からキャリアの再スタートを切りました。スカウト業務は紹介ビジネスの根幹となります。単純なようにみえて一筋縄ではいかない難しさがありエージェントとの協働がとても大切。チームとなって取り組むということですね。

ーお仕事はスカウト配信が中心だったんですか

スカウト以外にも面接日程調整アシスタントも担当しました。日程調整は企業と候補の方の選考をおつなぎする業務。正確さとスピードを同時に求められるので緊張感を持って臨んでいました。

それから続々とエージェントメンバーが増えるにつれ業務も増えていったタイミングで「フルコミットでやりませんか?」と正社員のオファーをいただくことに。それが2022年の年末でした。

ーリモートワーク中心で会社へのコミットには不安はありませんでしたか?

あまり距離感は感じなかったんです。スカウトや日程調整業務を通じて企業の温度感、候補者の温度感、そしてご支援が叶った時の喜びも手に取るように体験させていただいていたので、リモートでも一体感は味わえていました。

Professional Studioは候補者起点を大切にしたキャリア支援、また日本の先を見据えてのスタートアップ・中小企業支援というチャレンジをしていますが、それにすごく共感しているんです。

だからフルコミの前からずっと、熱い気持ちは持っていましたね。この会社を絶対成功させたい!って。

ー好きな気持ちがモチベーションとなって三宅さんを動かしているようですね

そうかもしれません。日々奮闘しているのを近くで見ていて、各々の頑張りとそれが上手くいった時、そうじゃない時のプロセスを知っているので。なんとか成功してほしいという気持ちが強いのだと思います応援団みたいなマインドですね。あわせて、このフェーズで自分ができることは何か...考え動いてきたようなかんじです。

みなさん経験を積んできた優秀で誠実な方ばかりなんです。2人目社員として蛯原さん、続いてベテランはもちろん、若くてスキルのある人がどんどん増えています。みんなの人材業への想いがひとつだなと感じる場面もたくさんあるので、ますます一緒に前進したいという気持ちが高まっていくんですよね。

ー正社員になってからさらなる心境の変化などはありましたか?

このように熱い想いを持ち続けていたので(笑)、あまり心境的な変化はなかったです。ただ、正社員になってからは責任範囲も増す分、もっと入り込んで業務を進めざるを得ないため、より突っ込んだ関わり方ができるようになったのが変化といえるかもしれません。

アシスタントやスカウト部門には業務委託として活躍しているメンバーも多いのですが、もっと密に関わってもらえる関係性や体制をつくっていきたい。Professional Studioは働き方に関わらず、スペシャリストが集結するワンチームだと思うからです。

ー現在のお仕事は何がメインになっていますか?

いまはアシスタント業務もスカウト業務もマネジメントが中心です。とはいえ、目標・進捗管理やチーム作りがメインで、育成などは日々密接に関わるエージェントに力添えをいただいています。加えて、業務オペレーション全般をみて改善していく役割も担っています。

上司である執行役員であり、Head of Career Agencyである遠藤さんの右腕になるべくセールスオペレーション上での改善点を見出し、あれば手を動かして直す仕事ですね。プロジェクトベースで進むので、スピードと確実性を軸に、ひとりで考え込んで進めないこと、色々な意見が出ますが、まずは聞いて尊重をすること、はとても大切にしています。

ー以前、遠藤さんはオペレーションの改善が非常に大切だとおっしゃっていました

まさにその通りです。例えばスタートアップらしいといえばらしいのですが、それまで諸々業務に必要なデータをスプレッドシート(以下、スプシ)で管理運用していました。

当然ですがスプシでは情報の蓄積はできても、拡張性の面では劣る点が少なくありません。データ活用がままならないまま、業務は日々どんどん進んでいく、そのような状況でした。

遠藤さんが入社されて、業務管理とフローのヒアリングを受けたときに、「三宅さん、これで本当にいいと思ってる?」と問われました。私としてはスプシで完璧な進捗管理が運用されていたと思っていたし、不都合は感じていなかったので「これに慣れているので特に困ることはないです」とお答えしたんですね。

ー三宅さんからすれば入社以来ずっとその方法でやってきたわけですしね

そうしたら遠藤さんが「慣れていることは決していいことじゃないよ。もっと効率的にできることはないか考えよう」って。思わずハッとしました。ああそうだ、慣れていてやりやすいからといって思考停止するんじゃなくて、もっといいやり方を探す意識が大事なんだって目から鱗が落ちたんです。

これって私生活にも活きる素晴らしい教えですよね。そこからの改善スピードはとても早く、社内もどんどん働きやすい環境へと変わっています。

外から入ってくる「新しい風」がいかに大切か、身にしみて実感しました。まだ小さな組織ということもあり、肌で感じるインパクトも大きくて。大企業ではなかなか経験できない面白さでもあるなと思っています。

ー確かにおっしゃる通りですね!オペレーション改善業務にもいっそう気合が入りますよね

やっぱりエージェントはご支援している方々やクライアントに向き合うことが最優先の仕事ですから、その時間をいかに創出するか。そのためにできることのひとつが業務オペレーションの改善です。ひとつでも業務を効率化すると、Professional Studio全体ではそれが何倍もの時間を創出します。より成長スピードを上げることを目指して日々取り組んでいます。

戦術側、つまり、全体を見据えた目標設定指標や数値から見える課題分析、蓄積データの活用なども組織強化の取り組みとして進んでいます。オペレーションチームも役割分担や連携含めてこれから拡大していくと思っています。

ーじゃあ今後チャレンジしていきたいことは、いま着手しているオペレーション改善ということになりますか?

そうですね。また、私自身の強みを活かせる業務であれば、エージェント事業に限らず、新規事業に関わる業務などでもいつか活躍できたらなって思っています。

Professional Studioは望めば活躍の機会をいつでも前向きに考えてくれるカルチャー。チャレンジを愉しめる方であればとてもやりがいのある環境です。

自分の手でチャンスをつかんで大きく成長したいなら、これ以上ないステージだと思います。

ー本日はありがとうございました!

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■PROFILE

三宅 優子/Researcher・Assistant Manager

新卒で外資系製薬メーカーに入社。MR職を経験した後、人材業界へキャリアチェンジ。ヘルスケア領域、管理部門のエージェント業務に従事。2021年8月より弊社参画。

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