中野大輔@PRL.inc

専門はスペシャルニーズのあるこどもと家族の支援。育児・子育ての義務教育化を目論んでいま…

中野大輔@PRL.inc

専門はスペシャルニーズのあるこどもと家族の支援。育児・子育ての義務教育化を目論んでいます。有料記事の大半は無料で全文読めますが、育児・子育て支援のための寄付としてサポート頂ければ幸いです。 作業療法士/中小企業経営者/新人相談支援専門員

マガジン

  • 発達障がいを持つ子どもに対する支援

    日常的に関わっている発達障がいを持つ子ども達に対する作業療法において悩んでいること、上手く言ったこと、言われていることと違うことやエビデンスなどについて書いたエントリーをまとめていきます。

  • 子育てに悩むお母さんへのワンポイントアドバイス

    普段関わっている発達障がいを持つ子どもとそのお母さんの悩みなどを紹介しながら、作業療法士である私が行っている支援内容について紹介したいと思います。

最近の記事

コロナ禍で運動不足なんて言い訳でしかない

こんにちは。中野です。 先日、濃厚接触者となり、その生活っぷりについてお伝えしました。 参考:COVID-19陽性者を抱える家族の為の4つのオススメ生活スタイル 今回はそのことにちなんで、コロナ禍での運動不足について書きたいと思います。 厳密な行動制限は陽性者のみCOVID-19に感染したら自宅療養、ホテル療養、入院等の形で行動制限がかかります。 また、同様に海外からの帰国者、入国者についても同様に行動制限が強いられます。 この辺は恐らく法律で決まっているのでしょ

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    • COVID-19陽性者を抱える家族の為の4つのオススメ生活スタイル

      皆さん、こんにちは。中野です。 投稿自体かなりご無沙汰ですね。今、会社とは関係なく、個人で動いているビジネスの準備をしているところで、いっぱい本を読んで、ゆーちゅーばーとやらになる準備も進めています。乞うご期待を。 さて、表題の件ですが、先日私の娘がCOVID-19に感染していることが判明し、即座に待機生活をはじめました。 今回はこどもが陽性者となり、自宅療養となった場合の私の対策についてご紹介したいと思います。 私の状況まずは、私の状況についてご紹介します。 妻と

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      • どのクライエントに対しても心地良いセラピストを演じられているか?

        作業療法士の中野です。 私達の仕事の多くは、自分を介して行います。 いや、私達の仕事の全てが自分を介して行うと言っても良いかもしれない。 例えば、補装具や自助具の導入においても、提案、作成、助言を行っているのはあなた自身であって、そこに何らかのバイアスが働くことはありうるからです。 エビデンスというのは極力介入者(私達の場合治療者)に対するバイアスが働かないように介入方法が工夫されます。 例えば理学・作業療法においては、ある治療法についてよりエビデンスレベルを高めたけれ

        • ボクは医療と福祉の信念対立の間で仕事している模様…

          作業療法士の中野です。 介護保険領域でもそうなのだろうと想像できる。ってか、恐らく最近は介護保険領域ではマシになっているのかな。 介護と医療の間に存在する信念対立。 いや、でも当初のケアマネは医療従事者が多かったが、その後はそうでもなくなって、最近ではまた知識のある人が増えてきたイメージなのかな。(専門分野でないので知りませんが。) 私の母親は元看護師(別に免許返納はしてないから今も現役だけど)で初代ケアマネです。贔屓目抜きでやり手。もともと小児看護、産科看護をやってたの

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        • 発達障がいを持つ子どもに対する支援
          2本
        • 子育てに悩むお母さんへのワンポイントアドバイス
          2本

        記事

          発達障がいを持つ子どもの親へのペアレンティングトレーニング(育児支援)について

          作業療法士の中野です。 発達障がいを持つ子どもの両親、特に母親へのペアレンティングトレーニングは多くの論文で必要性を謳われています。 私自身、自身でペアレンティングトレーニングを受けたこともありますし、ペアレンティングトレーニングを行う指導者の資格も取りました。 そして、日々の実践の中で子どもの喜怒哀楽に向き合いながら、その精度を高めている発展途上な父親です。 ペアレンティングトレーニングについてペアレンティングトレーニング、直訳するとつまりは育児訓練です。 ペアレンティン

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          訪問看護ステーションを立ち上げたい!と思ったらまず読むべきnote

          作業療法士の中野です。 私は株式会社予防リハビリテーション研究所の代表取締役で大阪こどもリハ訪問看護ステーションの所長で、骨盤矯正専門店 癒し家の一人店主です。 私は2009年6月よりフリーで働きはじめ、2012年に骨盤矯正専門店 癒し家を立ち上げた後、2015年頃に訪問看護ステーション設立を志し、2016年2月に法人化、2016年10月1日付けに大阪市より指定訪問看護事業所の指定を受け今に至っています。 そんな私が訪問看護ステーション運営していく上での泥臭い部分をお伝え

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          子どもには怒らない方が良い?最近の育児法は本当か?

          作業療法士の中野です。 今日は子育てについての話をしたいと思います。 子育てについて、怒らない方が良いというのは主流ですよね。 私も月に1冊以上のペースで子育て関連本を読みますが、子どもに対してガンガン怒り散らせなんて書いた本は読んだことがありません。 当然でしょうね。人によっては虐待推奨のように取られたりもするかもしれないしね。 そんな主流に反して、私の意見は子どもには怒って分からせろ。特に言って聞かない子にはとことん怒れ!です。 今回はその理由や最近の育児書の問題につ

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          ゲームは健全な発達に悪影響か?ゲームを毛嫌いする親たち…

          作業療法士の中野です。 先日『仕事が麻雀で麻雀が仕事』というアメブロやamebaTVでお馴染みのサイバーエージェント社長の藤田氏著の書籍を読んだ。 某麻雀雑誌に寄稿していたコラムをまとめた書籍だが、麻雀を通じてビジネスのイロハを教えてくれる良書です。 麻雀を知らない人でもビジネス書として手にとってもらえたら面白いと思うよ。 さて、何故冒頭でこの本を紹介したかというと私は麻雀が大好きで、私も藤田社長と同じく仕事が麻雀で麻雀が仕事と思うほど麻雀が好きなのです。 麻雀の実力も企

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          発達障がいとは何なのか?原因は脳?それとも毒親?

          作業療法士の中野です。 実に1年半ぶりになる先日のエントリー『発達障がいを持つ子どもと家族に対してエビデンスベースの実践なんて殆ど無理ゲー』に対して多くの反響を頂き感謝しております。 さて、本日はその続編とも言える内容を書きたいと思います。 発達障がいというのは脳機能障がいであり、しつけの問題ではないというのが一般的な話の流れです。 特に高齢でこういう情報に疎い層は「あなたの躾がなっていなから…(この子が言うこと聞かないのよ…)」的なことを悪気があって言ったりします。 僕が

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          発達障がいを持つ子どもと家族に対してエビデンスベースの実践なんて殆ど無理ゲー

          作業療法士の中野です。 noteでは最初の記事なんだけど、「お手上げ療法士予防派」というブログを読んで下さっていた方はお久しぶりです。 かれこれ1年半もWEB上で文章を書いておりませんでした。 一応曲がりなりにも経営者でして、新規事業として2016年10月に立ち上げた訪問看護ステーションが1ヶ月でスタッフにやめられ2017年4月に再スタート。 そこから1年半馬車馬のように働き、今もほぼほぼ馬車馬のように働いているのだけれど、少しだけ情報発信したい欲求が出てきてnoteで再開す

          発達障がいを持つ子どもと家族に対してエビデンスベースの実践なんて殆ど無理ゲー