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訪問看護ステーションを立ち上げたい!と思ったらまず読むべきnote

作業療法士の中野です。
私は株式会社予防リハビリテーション研究所の代表取締役で大阪こどもリハ訪問看護ステーションの所長で、骨盤矯正専門店 癒し家の一人店主です。

私は2009年6月よりフリーで働きはじめ、2012年に骨盤矯正専門店 癒し家を立ち上げた後、2015年頃に訪問看護ステーション設立を志し、2016年2月に法人化、2016年10月1日付けに大阪市より指定訪問看護事業所の指定を受け今に至っています。

そんな私が訪問看護ステーション運営していく上での泥臭い部分をお伝えしようと思います。

まぁまぁ高額なマガジンだと思います。ですが、それ以上の価値があるものになると思います。
その価値を伝える為にこの記事を書いています。良かったら購入してください。
なお、弊社に訪問看護ステーション立ち上げのコンサルを依頼される方は事前に絶対読んでおいて下さい。
話が通じない場合、コンサルをお断りすることになります。

訪問看護ステーションを立ち上げ前から今に至るまでの経過

私が起業した目的は、色々ですが現実的な面で言うと金儲けしたかったからです。
サラリーマンを辞めた当時はまだ20代でした。目はギラギラしていました。笑
世の中、金で解決できないことなんてないんでしょ?って思っていました。ちょっと(いや、だいぶ)馬鹿でした。
2009年6月からフリーで働きはじめ、2009年8月末に得た報酬からはそれまでサラリーマンとしてもらっていた給料を上回りました。2012年から約3年間は本気で骨盤矯正屋を切り盛りしていましたから、訪問看護ステーションにて歩合給の割合が高い事業所で働いている人よりも多いだろう収入を得ました。
当時の収入が今でも私の最高年収です。

さて、いざ2016年10月から訪問看護ステーションを開始するわけですが11月に看護師に辞められ私は11月末から役員報酬を取れない状況となりました。(顧問税理士から、社長!実入りが見込めないのに社長が報酬取るのは無理ですよ…と言われたのは衝撃的だった。えー、そんなことあるのー??って。笑)
そこから1年以上無報酬で働くこととなります。
骨盤矯正専門店で稼いだ貯蓄なんて一瞬で吹き飛びました。高額の投資案件も回収しましたし、高額設定していた保険も解約し損しました。
当時の蓄えがなければ子どもたち二人連れて実家にお世話になっていたことでしょう。あるいは、子どもたち二人を連れて嫁が実家に帰っていたかもしれませんね。

幸いにも2017年4月に再始動し、そこから3ヶ月で黒字化しました(役員報酬分は別)。ただ、この事業の特性上売上の入金が2ヶ月後となるため、会社の貯金を減らさずに済むようになったのは2017年9月、私の役員報酬(たかだか月20万)を支払えるようになったのは2018年に入ってからでした。

2018年1月(2期目)決算でわずかですが黒字化し、顧問税理士からは来期は役員報酬上げましょうと提案されています。(実は今期も上ても良いと言われたけど、根っからのビビリである私は、いやいやいや来期からで充分でございます…と想いとは裏腹の言葉を喋っていた。笑)
最近では、今期はキレイな決算書(キレイな決算書の意味を私はまだ掴みきれていない…苦笑)になりそうですと褒められてますし、創業資金を借りている銀行の担当者からも(別件での要件の電話の時に)順調そうですねと言われています。

えぇ、ようやく事業は順調に進み始めました。
依然として私の年収は240万ですが、順調です。笑
住民税非課税世帯を謳歌しておりますwww

訪問看護ステーションを立ち上げようと思ったら…

訪問看護ステーションは誰でも立ち上げることが可能です。
お金の有無、資格の有無(あ、でも欠格事項はあったような気がする。犯罪者とか、以前に不正をしたとかはダメだった気がします。)に関わらず立ち上げることができます。

この本読んで、各都道府県(又は政令指定都市)のウェブサイトを確認すれば小学生でも手続き可能です。
そういう事務的な仕事を私は代行しませんし、そんなもののやり方についてお伝えしていません。
事務的なことを期待されているなら、このエントリーが収録されているマガジンは購入しないで下さい。

訪問看護で金儲けは考えない方が良いですよ?

前述の通り、訪問看護ステーションは誰にでも立ち上げることができます。ですから、他業種からの参入も可能です。
私は作業療法士ですので、全くの他業種とは言いませんが、訪問看護ステーション運営において必須の職種ではありませんから、あるいみ他業種です。

ここでお伝えしたいのは理学・作業療法士を含む他業種が訪問看護ステーションを立ち上げる場合、目的が(起業当初の私のように)金儲けなら止めたほうが良いと思います。
必然的に訪問看護ステーションの作り方をご購入されない方が良いでしょう。お金の無駄なので。
2000年前後に立ち上げているなら先行者利益で一攫千金できたかもしれませんが、地域差はあるものの今や飽和状態。特に私が住む大阪なんて、訪問看護ステーション数も一人あたりの割合も日本で1.2を争う位飽和しています。
私が骨盤矯正専門店 癒し家を立ち上げた頃はまだ理学・作業療法士による整体は今と比べるとメチャメチャ少なかったです。
また私が行ったくらいのWEB集客をできる人達は少なかったです。
ですから、普通に理学・作業療法士として働いているだけでは得られないくらいの収入を得ることができました。

ですが、訪問看護はもはやレッドオーシャン。儲かる事業ではありません。
ただただ儲けたいだけなら今のうちに止めておきましょう。
ただもし、訪問看護を通じて、あなたの存在や能力を通じて社会に貢献していきたいと考えるのであれば、最高のビジネスだと私は考えています。

もしあなたが看護師なら?

他業種からの参入では儲からないと今お伝えしましたが、もし立ち上げようと考えているあなたが看護師ならどうか。
看護師一人分のお給料(約30万/月)くらいは余分に儲かります。
30万大きいですよ!私の役員報酬が現状20万/月なのが、50万/月(年収600万)になるので。もし、私が来期から役員報酬を50万/月もらうようになるとするならば、看護師であると80万/月(年収960万)です。

理由は簡単で、訪問看護ステーションを立ち上げ・維持していく為には常時看護師が常勤換算で2.5人以上必要だからです。
もしあなたが看護師以外の他業種であれば、2.5人分まるまる人件費が必要となりますが、あなたが看護師であれば1.5人分で済みます。

訪問看護は起業したい看護師には美味しいビジネスモデルです。もし訪問リハビリテーションが民間での立ち上げが可能となるならすぐに立ち上げますよ。

本当に難しいのは立ち上げてからです!

さて、ここまで読み進めてきた方は、ちょっと本気で訪問看護を立ち上げようとされている方だと思います。
決して美味しいビジネスではないですが、やりがいはあるし、楽しいし、病院等の勤務では味わえないビジネスです。

私も作業療法士としてこんな仕事するとは思わなかったという仕事が山のようにあります。(この辺はまた別エントリーで書きたいと思います。是非、このアカウントをフォローしてやって下さい。)

あるいはTwitterでも。

本気で取り組もうとされている方に対してはマジで上手くいって欲しいと思っています。
ですから、こんな情報発信をしているのです。
訪問看護は立ち上げが簡単な分、質が確保されにくいです。ですから、経営もサービスの質も高めていく為の方法をお伝えしていければ…と考えています。

マガジン「訪問看護ステーションの作り方」について

現状記事数が何個になるかは未定です。ただ、以下の項目は現状で必ず書くと決めています。

・事業のロードマップを描く!訪問看護だけで終わるべきではない理由
・訪問看護事業以外に考えてみても良い事業
・株式会社を作る上で考えておくべきこと
・事業計画を立てる為の市場調査の行い方
・事業計画の立て方、事業計画書の書き方
・創業、運営資金を確保する方法と借金の捉え方
・事業運営を行う上で必要な助けとは?
・オープニングメンバーを募集する時に考えておくべきことと方法
・ステーションの物件選びと考えておくべきこと
・営業や挨拶回りについて
・知っておくべき保険や制度のことについて
・零細企業の経営者として知っておくべき自らを守る方法

まだまだ書きたい事はありますが、今パッと思いついただけでこれくらいです。恐らく記事数は20はあると思います。
各記事は500〜1000円程度で販売予定です。文字数からの割合を考えると一般の書籍より高い価格設定ですが、私が実際に経験したことを伝えるセミナーの資料と考えれば安いと思います。

ですので、本気で訪問看護を立ち上げたいが某コンサルティング会社に支払うようなお金はないとか、弊社にコンサルの依頼をしたいとか、自力で何とか立ち上げたいと思っておられる方の助けになることを考えると費用対効果はメチャメチャ高いです。
私が立ち上げ前に今回作り上げる予定のマガジンを販売している人が居たなら絶対買ってます。笑

このマガジンが完了するのは2019年春頃を考えています。
万が一途中で頓挫することがあるなら全額返金する予定ですが、まぁ頓挫はしないです。

本気で立ち上げたい方はご購入下さい。


I'm Occupatipnal Therapist for children with disorder. I like all children. I hope save the children. I try to write for save the children.