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Bonsoir. プリちゃん(@priusshota)です。

今日は東京レインボープライド(TOKYO RAIBOW PRIDE)へ足を運びました。

会場ではみんな笑顔に満ち溢れていて、
周りが虹色に染まる、その熱気に包まれました。

このイベントには数多くの大企業や市もブース出展をされていて、LGBTQのことをより多くの人に知ってもらう、本当に良いきっかけだと私は思います。

せっかくの機会なので、自身のちょっとした経験を基に、読んでくださる方にお願いしたいことを残しておくことにしました。


TOKYO RAINBOW PRIDEとは?


「特定非営利活動法人東京レインボープライド」は、「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、性的指向および性自認(SOGI=Sexual Orientation, Gender Identity)のいかんにかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざしています。-TOKYO RAINBOW PRIDE 公式より参照。




何も知らない理由から、「性別らしさ」を望んでいない相手に、「自分がそうだから」と押し付けてしまうことで傷ついている人は、本人に伝えていないだけであって、心にずっと残っている人は多いと思う。

例えば私の場合は、父親に今でも忘れられない酷い事を小さな時に言われて個性を殺されかけたのね。なぜかって、セーラームーンのステッキを振ることから始まり、デジモンよりたまごっちだし、プリ帳めっちゃ書いてたし、毎週日曜は「おジャ魔女どれみ」を見てたし、漫画はGALS!やNANAを見てたし。。そんな感じだったから。


学校の場面でも辛いことはいっぱいあって、帰ってから涙を何度も流したけど、こんな自分でも心の奥底では誇りを持っていたから負けなかった。

負けたとしても、何度も起き上がって前に進んだ。前に進むしかなかったから。


他にも挙げたら色々あるのだけど、こんな私でも、母親や妹弟や、おばあちゃん、一部の友達は全く好みに対して否定しなかったし、一つの個性として受け入れてくれていたから、何とか自分らしさを維持できた。

私は直接話したことは何人かしかいないのだけど、否定されなかったことは覚えていて、それが心の救いとなっている。



酷いことを言われたのも、「その人自身が、知識がなかった、何も知らなかった」から起きたことなんだと、徐々にわかってきた。

理解することは本当に難しいことなのだけど、知ることから理解する一歩へ繋がっていくのではないのかなと私は思う。


だから、どうか本人が望んでいないお子さんや相手に対して「性別らしさ」や「性別の役割」を押し付けないで欲しい。。

なぜなら、体の性別と心の性別は同じ人もいれば、私みたいに違う人もいるからです。子供の時に違和感を抱く人もいれば、大人になってから気づく人もいます。

でもこれは、病気でもなんでもなく、至って自然なことです。色の種類が黒白以外に、沢山あるのと同じ。特別なもののように感じるのだとしたら、それは身近にいないように感じるだけ。

ほんとは身近に沢山いるのだけど、公言していないだけであって。傷つくのがとても怖いからね。

幼い時に受けた面白半分な言葉は、心の傷となって、20数年経った今でも心の隅に残っていくので。。。


5月1日から始まる新元号の「令和」には、「一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」という願いも込められています。

こういった、らしさや役割を押し付ける価値観は、平成でもう終わりにしませんか?


一人一人誰かを好きになる違いや、好みの違いがあっても、尊重されていく、認め合っていく世の中に少しづつ変わってきていて私はとても嬉しく思う。

今回のイベントのみならず、LGBTQは決して特別じゃなく自然なこととして、家庭や学校での教育が当然のようにもっと拡がっていくといいな。

HAPPY PRIDE.

プリちゃん




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