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奥多摩三山縦走

《山行概要》
深山橋(06:40)⇨ヌカザス山(07:40)⇨三頭山(西峰)(08:20)⇨三頭大滝(08:45)⇨月夜見第二駐車場登山口(09:40)⇨御前山(10:40)⇨大岳山(12:00)⇨御嶽神社(13:00)⇨JR御嶽駅(13:50)

総距離:35.4km
累積標高:2,047m / 2,346m
日付:2022年1月15日

山行地図①(注1)


山行地図②(注1)

大岳山、御前山ならびに三頭山は、奥多摩三山と称されます。

その個性的なフォルムから「キューピー山」の愛称で知られる大岳山。二百名山に数えられ、関東平野の広い範囲から、頭がピコっと尖ったそのキュートな姿を望むことができる名山です。御前山は大岳山のすぐ傍にそのたおやかな姿をしたがえます。可憐なカタクリの花で埋め尽くされる春を多くの登山者が心待ちにしています。そして、貴重なブナの原生林が保全され、四季折々の森の美しさや三頭大滝など様々な景勝を気軽に楽しむことができる三頭山。

今回は、これら奥多摩が誇る名山をつなぎます。そしてもう一座、奥多摩で屈指の人気を誇る御岳山へと至り、御嶽神社に初詣する盛りだくさんの縦走です。

未明に車で自宅を出発。JR奥多摩駅至近のコインパーキングに車をデポして、始発のバスで深山橋に向かいます。下車後入念にストレッチしてから、夜明けとともに登山開始。まずは、この季節最大の見どころ、三頭大滝の氷瀑を目指します。

今日も天気に恵まれて、三頭山山頂からの富士山の絶景はバッチリ。しばし遠景を堪能してから、三頭大滝を目指して一度下山します。

空は快晴、放射冷却により出発時点の気温は氷点下5℃。この条件ならば、三頭大滝はすばらしい氷瀑になっているのでは、と期待を胸に膨らませます。果たして、滝は完全に氷結し、えもいわれぬ見事な氷瀑に。心満ちるまでその佳景を堪能し、滝を後にします。

この季節はお花に乏しいのですが、御前山山頂手前には富士山の眺望スポットがあり、今日もその素晴らしい絶景にあずかることができました。

御前山から大岳山までは、緩やかなアップダウンが続く軽快な縦走コース。大岳山山頂付近は急峻な岩場となり、その頂きからも素晴らしい富士山の遠景を望むことができます。

そして、御嶽神社に初詣。破魔矢をおわかちいただき、ザックにくくりつけて、熊よけの鈴よろしくリンリンいわせながらご機嫌で下山。JR御嶽駅にゴール。

そして、車をピックアップするために電車でJR奥多摩駅に移動。いつも通りバテレでご褒美ビールを購入し、帰宅の途につきました。


夜明けの深山橋を出発。
三頭山山頂(西峰)に到着。うっすら雪景色。
三頭山山頂(西峰)から。素晴らしい富士山の眺め。
富士山は何度眺めても飽きません。いいですね。
とにかく素晴らしかったので、望遠レンズを装着してアップ。
氷瀑の三頭大滝。白眉です。今日来られて本当によかった。
多摩産材のウッドチップが敷き詰められた、フカフカの森林セラピーロード。ご機嫌であゆみを進みます。
御前山山頂に到着。
御前山山頂手前の眺望スポットから。ちょっと雲が出てきましたが、素晴らしい富士山の眺望。
順調に歩を進めて、二百名山大岳山山頂に到着。
大岳山山頂からは、遮るものが何もない富士山の絶景を望むことができます。
御嶽神社に初詣。
破魔矢をおわかちいただきました。
ザックにくくりつけて、いざ下山!
JR御嶽駅にゴール。
そして。今日もJR奥多摩駅目の前のバテレでご褒美ビール。
車で来ていますから、乾杯はお家に着くまでもちろんお預け。楽しみです!


注1
《国土地理院コンテンツ利用規約に基づく表示》
https://maps.gsi.go.jp/help/termsofuse.html
出典:国土地理院ウェブサイト(地理院地図:電子国土Web)
https://www.gsi.go.jp/top.html
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