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DXの課題は人材不足だということが分かる調査

帝国データバンクが公表した、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する企業の意識調査の結果を見てみました。
この調査の有効回答企業数は11,621社なので、かなり信憑性が高いと思われます。

今では、これだけDXという言葉がバズワード化されていて、あらゆるビジネス系コンテンツでその名前を聞かない日がないというのに、DXについてどの程度理解して取り組んでいるかを調査で尋ねたところ、 「言葉の意味を理解し、 取り組んでいる」と回答した企業は15.5%だったようです。
日本のデジタル化、まだまだですね。。。

「意味を理解し取り組みたいと思っている」企業は24.2%なのがまだ救いです。そして、 「言葉の意味を理解し、 取り組んでいる」と合わせてみると、4割弱の企業が、 DXへの取り組みに対し前向きです。

「言葉の意味を理解し、 取り組んでいる」企業を規模別にみると、 「大企業」は26.6%なので、従業員数が多い企業ほどDXへの取り組みが積極的な傾向があるというのはIPAの調査でも言われています。

DXに取り組むうえでの課題はやはり、 「対応できる人材がいない」(47.4%)や「必要なスキルやノウハウがない」(43.6%)など、 人材やスキル・ノウハウの不足に関する課題が上位に挙がっていますね。

他には、 「対応する時間が確保できない」(33.3%)、 「対応する費用が確保できない」(27.5%)など、 時間・金銭面における制約を課題にあげる企業も多いことが分かりました。

傾向はある程度変化なしなのですが、ここに来て人材育成の特にリスキルに注目が集まっていますね。


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