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カスタマーセントリック思考を身につけるためには

おはようございます。今年も残すところ、一週間ですね!
さてさて、今日のテーマは、カスタマーセントリック思考についてです。

顧客の声を中心に置く、自分が顧客だったらと考え自らの戦略や戦術を決定する考え方、これをカスタマーセントリックと呼び、マーケティングの根本課題に相当するものなのです。

口先だけで行動することは簡単だけど、実際に具体的な行動を伴わなければ成果を見込むことはできないですよね。

カスタマーセントリック思考には、5つのCモデルが存在するのですが、この5つのCモデルを確実に実行してはじめてカスタマーセントリックといえる企業になるわけです。

高度経済成長期以降の日本の中では、マス広告やメディアなどを利用して消費者に対しリードを行うことで商品を売ることが容易に行うことができました。

しかし、以降の時代は価値観の多様化や市場の飽和など様々な要因により企業の価値観を消費者側に押し付けるようなマス偏向型マーケティングでは商品やサービスを売ることは困難な状況になっています。

このような時代の中で重要になって来るのが顧客を中心としたマーケティングの考え方で、マーケティングの根本課題を解決するためにも顧客の声を中心に置くことや自分が顧客だったらといった考え方をすることが求められます。

物が売れない時代のマーケティングは、自らが伝えたいことをアピールすることは避けること、あくまでも消費者側が聴きたいを事を伝えるためのカスタマーセントリックに変化しなければなりません。

消費者側のことを熟知することや自らの製品やサービスが持っている価値を改めて把握すること、顧客が必要としていることだけでなく価値の共通項を発見しこれが伝達できるコミュニケーションのあり方を考えアプローチします。

さらに、このようなマーケティング活動は局所的に行うのではなく、顧客との接触がある部分で統合的に行い長期的、大きな需要を創造することに繋げて行きましょう。

なお、顧客の声を中心に置くことは、カスタマーセントリック思想を身につけるための基本であり、もし自分が顧客だったらといったことを真っ先に考えるようにしなければなりません。

何でもそうですが、相手の視点に立つ、相手の立場になって物事を考えるという基本中の基本の考え方が大切ですね。

マーケティングだけじゃなくて、人間関係全般にも言えることだと思います。


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