ITを活用して不便や不満を解消するビジネスモデル[宅配サービス編]
リモートワークが主になり、自宅に届く私宛の荷物の受取率が90%になっています。
たまに不在にしてしまうことがあるのですが、そのときは宅配ボックスへ・・・、と言っても、空きがない状態が多いんですよね。
こういうときに、置き配してもらえたら・・・って思いますよね。
戸建てだと難しいのかも知れませんが、オートロック付きのマンションなら、置き配がベストです。
そんな不便や不満を解消するサービスをAmazonが発表しました。
その名も「Key for Business」。
サービス開始時は、まず200棟のマンションで導入して、パートナー企業を拡大していきながら、全国展開を目指すようです。
▼ 不便や不満
・オートロック付きのマンションでは、宅配業者が住居スペースに立ち入ることができず、玄関前への置き配ができない
・宅配ボックスに空きがないため受け取れない
・宅配ボックスから部屋まで自分で運ばなければいけない
こういった不便や不満は、ビジネスの種になりますよね。
そして、それを解消する策がこちらです ↓
▼ 課題解決
Key for Businessの導入によって、配送ドライバーは専用の専用アプリから、オートロックを解除できるようになる。
宅配業者は、玄関までの置き配が可能になり、在宅勤務中に手が離せないといったときも、インターフォンや玄関での応対が不要で利便性が向上する。
再配達減少による配送ドライバーの負担軽減、二酸化炭素などの排出削減といった環境負荷軽減も期待できる。
あたり前のようにオートロックだから置き配は無理!とならずに、どうしたら実現できるかを考えて実行する。そして、圧倒的な競合との差別化を実現するという。
セキュリティの問題と利便性はトレードオフなので、どう両立していくかが肝要ですが、この考え方で、新しいビジネスをどんどん生み出していけば、社会課題解決型の事業が作れると思います。
皆さんは、どんな不便や不満がありますか?
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