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制度とカルチャーの両面から成長機会を創出!品質監査部からプロジェクトマネジャーへ異動した話

一人ひとりの社員が描くキャリアプランの実現を支援するため、パーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)では、さまざまな制度を設けています。

そこで、「制度はあっても実際運用されているのか」「本当に望むキャリアを実現できるのか」という疑問にお答えするため、SSOL事業部内での異動事例をシリーズでご紹介します。

今回は品質監査部からプロジェクトマネジャーへキャリアチェンジした上村 正彦さんにお話を聞きました。


インタビュイーのご紹介

上村 正彦さん
システムソリューション事業部 グループソリューション統括部
スタッフィングチャネルソリューション部 スタッフィング開発グループ
ソフトウェアハウスに新卒入社し、プログラマーのキャリアをスタート。受託開発を中心に従事し、プロジェクトマネジメント等も経験する。物流系のユーザー企業での開発など数社を経て、2020年2月にパーソルP&T入社。品質監査部(当時の品質保証部)を経て、2022年1月にスタッフィングチャネルソリューション部へ異動。パーソルグループ企業のサイトリニューアル案件などを広く手がける。

自分らしいキャリアを歩むための継続的な挑戦

ーー本日はよろしくお願いします。まずは、パーソルP&T入社までのご経歴について教えてください。

私のキャリアは、小さなソフトウェアハウスからスタートしました。プログラマーとして日本初のシステム開発に携わらせてもらうなど、面白い経験をさせてもらったという思いがあります。

一方で、下請けとしてプログラムを書き続けるだけでなく、もう一段階上流の工程を経験したいと思い、大手カード会社系列のシステム会社に転職。大規模な債権回収システムなど複数プロジェクトのリーダーを担いました。開発リリース後の追加開発やインフラなど幅広い経験を積むことができましたね。

当時は本格的にプロジェクトマネジメントを学んで資格を取っていたこともあり、その知識を活かしたいと次の企業へ。コールセンターのシステム構築をしたり、アカウントマネージャーとして案件受注と受注後のプロジェクトマネジメントを担当しました。

ーー広く開発に関わることでご活躍されてきたんですね。

そうですね。プロジェクトマネジメントやITコンサルティングという仕事は、社会に出て以降、ほぼイメージ通りのキャリアとも言えました。

開発に関わる大部分の立場を経験したことで「ここまででキャリアも頭打ちかな」と考えていましたが、ふと「自分のためにシステムを作ったことがないな」と思い至ったんです。

そこで物流系のユーザー企業に入社し、企業のIT革新を担いました。なかなか大変なプロジェクトでしたが、それまでにはない刺激がありましたね。

自分のキャリアを振り返ってみると、システムを完成させた後など「プロジェクトがひと段落」というタイミングで、いろいろ考えてきたように思います。

もちろんキャリアが長くなればなるほど「まだやったことがないこと」を考えるのは難しくなりますが、ここを考え続けることで進化できるのかなと。

そうして「次はプロジェクト全体を見渡して、ものを良くする」という後方支援的な役割を経験したいと、品質保証のポジションを募集していたパーソルP&Tに入社しました。

ーー入社の決め手はなんだったのでしょうか?

面接時に「オープンに話してくれた」というのが大きかったですね。当時の品質監査部は、まだまだ未完成な状態だったこともあって、問題山積という状況。選考の段階から業務の実態を赤裸々に語ってくれるので、かえって信用できると感じましたね。

自分の力で組織やプロジェクトの完成度をあげていく仕事も面白いという印象を持ちました。

自然な形で次のキャリアへ。制度と文化が成長機会を創出してくれる

ーー上村さんは品質監査部での業務を経て、スタッフィングチャネルソリューション部に異動されましたよね。異動のきっかけはなんだったのでしょうか?

そうですね。品質監査部の仕事もやりがいがありました。さまざまなプロジェクトに対する監査的な業務を進めながら、時には大型案件のプロジェクトチームに入って、品質についてのモニタリングや改善に携わったり……。そんなこともあって、プロジェクトチームの一員として中に入っていく関わり方も面白いと感じたのが一つあったかもしれません。

加えてパーソルP&Tでは、今後目指したいキャリアについて自分の考えを伝える機会が複数あります。

たとえば、年に一度「成長機会の創出」を目的として異動に関する意向調査を実施しています。
実際私もその調査時には、「今すぐではないけれども、ゆくゆくはもっとプロジェクトチームに近い形で働くのも良いかもしれない」という感じで回答したこともあります。

その他、SSOL Cafeというキャリアの相談窓口もあり、そこで軽く人事の方に話を聞いてもらったりもしました。
SSOL Cafeでは本当に雑談ベースで会話したくらいだったのですが、やっぱり直属の上長に話しにくいことなどもざっくばらんに話ができたという点では、新しい視点でキャリアを考えられる良いきっかけになったと思います。

※異動意向調査やSSOL Cafeなどのキャリア支援に関する取り組みについては、こちらの記事でもご紹介しています。

ーー意向調査などを経て、異動はどのように決まっていったのでしょうか?

決して「今すぐに異動したい」と強いアクションを起こしたわけではなく、緩やかに決まっていったんですよ。

実は意向調査の影響がどこまであったかわからないのですが、複数の部門から「うちのチームに来ないか」とお声をかけていただくようになって……。どこの部門に行くとしても実際に得られるものは経験してみないとわからないという考えもあって「よりニーズの高いところに行きます」とお話したんです。

そうして、現在のスタッフィングチャネルソリューションへの配属が決まりましたね。異動のために「アレコレ申請して〜」ということは全くなかったです。

ーー異動するにあたって、不安などはなかったですか?

社内でのポジションチェンジですから「転職」するほどの心理的ハードルはなかったですね。何より異動先のメンバーも親切で暖かく迎えてくれました。

あとは、私自身の活動として異動先の方たちと事前にコミュニケーションを取るようにしましたね。目的としては「次のポジションで何を期待されているか」を明確にしておくことです。

直接会話をして、できるだけ率直に「どんなチームなんだろう」とか「プライベートでこういうことがあって時間的な制約があるんだ」とか、きちんと合意を取った上で異動に踏み切ることで、不安は少なくなるのかなと思います。

これからは開発品質と組織レベルの向上を目指す

ーー異動を経て、ご自身のキャリアはより良いものになりましたか?

そうですね。うまく品質監査部での業務経験を活かして、「品質」という観点からスタッフィングチャネルソリューション部の各プロジェクトをサポートできていると思います。

上長が工数の配分もしっかり管理してくれていて、どこか一つのプロジェクトに付きっきりになるようなこともなく、複数のチームのサポートや組織改善業務にもリソースを割けているので充実感がありますね。

私自身は何度か転職を重ねたので、どんなカルチャーの環境でも戸惑うことはあまりないと思っているのですが、やはり「会社組織ごと」変えるというのはパワーがいります。大きくカルチャーを変えずに、社内にいながら次のキャリアに挑戦できるというのは良かったですね。

「自分の希望するキャリアのために能動的に動きたい」という方には、本当に良い会社だなと思います。

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

私たちスタッフィングチャネルソリューション部の顧客は、パーソルグループの中でも売上高の大きいキーカンパニーが中心。それゆえに大規模なシステム開発のプロジェクトも多いです。

大規模プロジェクトをしっかり進めるには、組織面にしても技術面にしても「当たり前のことを当たり前にやる」という感覚も非常に重要です。年配者として「開発品質」という側面をフックに、若いメンバーを支え、組織全体を良くする働きかけをしていけるといいなと思っています。


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