あゝ貴女と逢って辛いなら
夏雲や秋月を見て
いつぞやの日々を愛おしむ方が
よほどよかったことでしょう

秋頃の夜風が薫る公園で
隣寄り添う貴女からの
声なき「愛」を今想う
あゝ若きあの夜を
今心から惜しむ

この記事が参加している募集

夏の思い出

自由律俳句

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?