はじめての人種差別、、
「おまえどこ出身だ?」
「日本だけど?」
「嘘つくな、ウイルス野郎!!」
「いやだから日本人やって!」
これは、新型コロナウイルスが世界で流行しだしてから、実際に私が留学先であるアメリカでやり取りした会話である。
この日はマスクをつけ、ルームメイトの韓国人と一緒に近くのスーパーに食料を調達しに出かけたのだが、、、
いや!そんな見るな!!!
ってくらいアメリカ人の視線を感じるのである。まるで感染者であるかのような気分になるくらい気分が悪かった。
マスクを着用する文化がないアメリカ人にとっては、
「マスクをつける=なんらかの病気にかかっている」という認識になってしまうのである。
彼らから見たら、顔も識別できないであろう、私たちアジア人の顔を見てなおさらそう思ったのだろう。マスクをつけた私と韓国人の子が悪いのではなく、マスクをつけないアメリカ人が良くないのに!!
冷凍食品より冷めた視線を感じながら、大量のそれを無事に買い終わり、いざ帰ろうというときに、バスが2時間後じゃないと来ないことが分かった。
まあ、UBERを使って友達と寮に帰ろうとなったのだが、そこで事件が起きる
いつも通り、乗車しようと思ったその時、私と韓国人の子はドライバーにウイルス扱いされ、なんと降ろされてしまったのだ!!!(冒頭の会話が実際の会話内容である)
そう、そうなんです。人生初の乗車拒否であります!!
結局、僕とその韓国人の友達はなんとかそのドライバーを説得して、乗車できたのですが、なんともいえない不快感に襲われました…。
そしてなんとか寮に帰れた私たちでしたが、帰ってからの友達との会話の内容はこの話でもちきりでした。
この経験はしたくなかったし、さすがに少悲しくなりましたが、話のネタとしては十分なので、まあ良しとしましょうか。
みなさんはこんな経験ありますか?(笑)
絶対になめてはいけませんよ、ステイホームです!!
みなもと
これでまた珈琲豆が買えます。ありがとうございます。