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DXは、結局はどんなメンバーがいるのか?で選ぶ

本日はDX支援や技術支援にコンサルの方々とDXについて話す機会があったので、その時の気づきを書こうと思う。
結論としては、今までと変わらず、集まってるメンバーでワークするものにしないとな!ってことには変わらないのだが、新しいツールや今までのツールなどいろんなツールを扱う方々のお話を聞いてみて、やっぱりここがキーポイントだよなという再確認ができた。

新しい技術やツールはキラキラしていてかっこよく見える

最新技術はやっぱり便利そうに見える。
それは我々も、お!面白そう!とか、こうゆう場面で使えそうだな!など思うこともある。
なによりも今話題の技術を使ってる姿を想像すると、自分たちが最先端をいっているようなかっこいい集団なのではないか?と思ってきたりする。優越感ってやつだ。
いかにもDXしています!という雰囲気もでるだろうし、イベントで登壇したら人気者になること間違いなし!という考えも頭をよぎる。
でも冷静に考えなければならないことがある。
業務で実際使う場面を想像できるか?である。
そして決済はおりるのか?決済を通すには導入メリットをロジカルに考える必要が出てくるという現実があるのである。

新しい技術をつかうにはリテラシーが必要

決済などの他にも考えなければならないことがある。
導入して誰も使えませんでした!では意味がない。新しい技術やツールを導入するには、リテラシーが必要になる。
そのためには技術のキャッチアップするための工数や、新しい技術にアレルギーがなく、なんなら業務フローもかえてやる!という意気込みと組織内での権限を持ち合わせなければならない。
業務をフローに落とし込み、新しい技術の得意な部分を業務を融合させ、苦手な部分との切り分け、既存技術との組み合わせなどを考えて、新しい技術を有効に使うにはどうするのがベストなのか?を総合的に判断し、さらに具体的に運用できる、目に見える形を作れるような人が社内にいる必要がある。
もしそんな人がいない場合は、外部の協力会社にまるっとお任せするスタイル。
自分たちで、トライアンドエラーを回せて、どんどん新しくなる技術を自らキャッチアップして、業務に落とし込める工数と知識があるならば、新しい技術を取り入れてもいいし、新しくないものでも、自分たちでPDCA回せるレベル感のツールを選ぶといい。

つくっておわりじゃない

BIツールを使って、例えば売上分析基盤をつくるケースは多いのではないだろうか?
つくったはいいが、使われてないケースに出会うことはしばしば。
理由は、元データを格納してるデータ構造が変わってエラーになってることもあれば、KPIが変わったのに、外部の会社にまるっとお任せで作っただけで変更ができない。正確にいうと変更までに時間がかかってしまい、またKPI変わっていたり、稟議書かないとだめなパターンで変更するまでに時間がかかってしまうため、事実上ワークしていないがデータだけとりあえず更新しているパターン。
外部の会社にまるっと任せるなら、作って終わりではなく、保守サポートまでお願いするか、教育プログラムもお願いして、社内で回せるレベル感に引き上げることをお願いするといい。
もしくは、社内で回せるレベル感のツールを選定する方法もありだが、できることが限られるケースもあるので、そもそもの目的が達成できるかも選定時の観点にいれるといい。
なんにせよ、導入したツールがワークしてみなさんの業務が効率化されて生産性があがるのが一番。

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他にも、AlteryxなどのETLのフロー作成などの支援も行っております。


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