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35.深刻で慢性的なストレス軽減に効果的なのは、「書き出す」ことだ。

ブッタはこういった。


「正しい考え方を知らない者は、苦しみを感じると嘆き悲しんで、余計パニックを起こしてしまう。


これは「第1の矢」を受けてから、さらに「第2の矢」を受けてしまったようなものだ」と、、、。


 生きている限り、第1の矢は避けられない。


しかし、第2の矢を受けるかどうかは自分次第だ。


自分で会社の中で、どういったスキルを身につけ、今後どういったキャリアアップにつなげていくかはかはとても重要になる。


だが、社会の構造上、自分のキャリアを造りにくい環境にある。


なぜなら、就職する際に、「自分がこの会社で、この部署で、この仕事をやりたい」というふうに選ぶ機会は少ない。


だから最初に入社する会社、部署、仕事が自分に合ってるかどうかというのはこれは「運」と言ってもいい。


そして、最初についた仕事の内容や作業が、自分の性格や能力と合っているかどうかがわからない。


比較対象が無いのだから当たり前だ。


どんな仕事でも身に着けるまで10年と考えたら、10年間自分に合わない職業を身につけてしまうことだってある。


「この職場、ブラック企業っぽいけど辞められない」


それが深刻化し、慢性的になってしまう。


これを「ロングストレス」と言う。


こうなるとストレスが日常的になり、ストレスをストレスとして感じられなくなってしまい、心を病む原因になる。


こういったロングストレスに効果的なのは、「書き出す」ことだ。


これは認知行動療法に使われる『エクスプレッシブ・ライティング』というものだ。


やり方は簡単で、自分のネガティブな経験について、その時の感情や考えたことを全部ノートに書くだけだ。


「不安はどこにあるのだろう?」


不安を感じているのは大脳辺縁系である。


だから不安を「書き出す」ことで、大脳皮質の前頭葉が活性化する。


書くことで脳の外に取り出せれば、不安を可視化され、自分自身から切り離した形で捉えることができる。


 多くの研究から1日20分以上の『エクスプレッシブ・ライティング』を行うとストレスに強くなり、頭まで良くなることが明らかになっている。


幸い、私もこうしてブログを書いているのは、ストレス軽減に一役買っていたということだ。


「書き出す」とは「書いて脳の外に取り出す」ということ。


人に見せるわけじゃないから何を書いてもいい。


追伸、多くの人が会社を辞めて転職後、初めて「ブラック企業だった」と知る。


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“多くの人の社会経験が受験から始まります。いつのまにか受験を一生のスタイルに固めてしまうのです。常に自分は決定権を持たない受け身側に回ります。受験も就活も「通してください」という受け身です。通るか落ちるかは、向こうが決めます。サラリーマンになって営業を始めた時に、商品を買うか買わないかは、向こうが決めるのです。人生を全て受験で生きていると、自己決定権は上がりません。決めてもらうより自分で決めよう。実験でイニシアチブを持てるのです。”
本書から抜粋。

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