軽く、深い話をしよう
岡本太郎は、人生を無目的なものだと言った。
私は最近、人生は暇つぶしだと考えるようにしているが、なぜかというと、ずっと生きる目的を探していたからである。
見つからないのにいつまでも探し続けることは、辛く苦しいものであるけれど
暇つぶしと思えば、無意味でも楽しいからやってみようと思うことができる。
人はなぜ生きるのだろう?
幸せになるため?
では幸せとはなんだ?
私にとって幸せとは、私自身であれること。
自分のお腹からでてくる生命の塊みたいなものに、嘘をつかずそのまま向き合っていられること。
と今は思う。
生まれて、死ぬことだけが絶対条件であり
その他のことは何もない。
その間は何もなく、自由なのに
何に怯えて何を悩み、何を苦しむのか?
なぜ人は自殺をしたりするのか?
それはある意味、
人生を目的があるものと考えているからなのかもしれない。
目的があるからこそ、これがあるから、これをするためだから、生きている。
それがなくなると、死んでしまう。
もしくは死にたくなるほどに苦しんだり、
苦しみから逃れるために何かに依存したり。
人はみんな、おんなじことを繰り返す。
弱い生き物。
無目的な人生だと言い切れるまで、
まだまだ時間がかかりそうな予感です