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キラキラゆめかわいい♡なつかしのミョウバン結晶実験! 大人が全力で挑んでみたら…⁉

暑さが半端ではない7月🌞 皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
できるかぎり家にこもる派の黄(この私)にとっては、セミの声よりエアコンのリモコンの「ピ!」という無機質な音のほうが夏の風物詩になっている気がします。

とはいえ、やっぱり「夏を存分に楽しみたい!」「可愛いことをしたい!」という心の中のスクリームがアイスクリームに勝ったので、夏バテの中、おうちの中でも可愛く楽しめる 工作キットを世に出しましたーー!

そう、まさにこの可愛いパッケージに包まれた『ゆめきら!カンタンにつくれる 魔法の結晶アクセサリーキット』です!

(監修/cocotte 尾山花菜子)

見てください。これらのキラキラ、ゆめかわいいアクセサリーたち! 実は全部、ミョウバンを結晶させて作ったものなんです!

「ミョウバン結晶、懐かしいーー」という方も多いでしょうか。
でも、小学校で学んだミョウバン結晶で、本当に簡単にこんなに可愛いアクセサリーにできるの? 
そう思った方、ご安心ください。

この工作キットの編集担当の黄は、実は担当をするまで、結晶実験をやったことがありませんでした
この本を作った時、「やったことのない人でも、簡単かつ可愛く作れる」ことを、大事なポイントとして掲げて、作家さんと材料提供のメーカーさんとも作り方の検証と相談を重ねてきました。
では、果たして結晶アクセサリーをどれぐらい可愛く作れたのか…? 黄の実演noteに、ぜひ最後までお付き合いいただければ嬉しいです……!


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はじめに キットのご紹介♪


この工作キットは、小学校4年生理科の「もののとけかた」に出てくる「ミョウバンを結晶させる」原理を活用して、簡単かつ可愛くアクセサリーを作れます。
可愛いアクセサリー本体のレシピを考案したのは、ゆめかわいいレジンや雑貨、アクセサリーを作って販売する人気ハンドメイド作家のcocotte 尾山花菜子さんです。

作家さんが作った作品たち!

どのアクセサリーも可愛いですよね (⋈◍>◡<◍)。✧♡
こんなに可愛いアクセサリーが本当に簡単に作れるんですか? って思ったそこのあなたに! 今からまるで魔法みたいな実演がはじまります!

今回は、私が特にお気に入りの「ドリーミングハートステッキ」を作ってみます!

真ん中の作品が、作家さんが作った「ドリーミングハートステッキ」
キットには、ミョウバン・かたがみ・フェルト・アクセサリーパーツなど、すぐに始められる材料がたっぷり!
付属のレシピ小冊子では、12のレシピをご紹介しています!

★このキットは対象年齢  小学校3年生以上です。 お子さんと遊ぶ際には以下の点にご注意ください。

●小部品が含まれます。誤飲・窒息の危険がありますので、3歳未満のお子さまには絶対に与えないでください。
●この製品はお子さまが化学を学ぶための実験教材です。薬品等を含みますので、安全のため保護者の方または指導者のもとでご使用ください。また、この製品は8歳未満のお子さまには適しません。
●使用前にガイドブックをよく読み、使い方と注意を必ず守ってください。

いざ、チャレンジスタート!

まずはフェルトでアクセサリー本体を作ります。

キリキリ、はりはり。
できた!

つぎは、魔法の水溶液を作ります!
ミョウバンを60℃のお湯に入れます。

それから湯せんしながらひたすらかき混ぜます(ここは大事!)

5分間かき混ぜたら、さきほど作ったアクセサリー本体を水溶液につけます。

それから、1~2時間待ちます!

30分ごとに観察すると、結晶がだんだんできているのがわかります!


2時間後、アクセサリー本体を取り出したら、まわりに結晶がついている状態でキラキラしていて可愛い~

(※ここは見やすいように日差しの下で写真を撮りましたが、コーディング前は日差しを避けたほうがいいですよ!!)

結晶が取れないように、コート剤でコーティングします。

ぬりぬりぬり。

そして、ハートステッキの棒を作ります!
キットの中のモールをねじり、上部パーツと接着。

白と金のモールを合わせて、ねじねじ。

最後に、付属のボールチェーンを通して、これで完成!!

3時間以内で、ほぼ待っているだけで(これ重要!)こんなに可愛いアクセサリーができるなんて…魔法みたいですよね!
レシピのページに魔法のメッセ―ジも載せてあり、身につけたら気分ルンルンです♪

魔法のメッセージはこちら!
願いにあわせて、どれを作るか選ぶのも楽しいです♪

前髪やバッグにつけたり、SNSに投稿したり、お守りとして持ち歩いたりして、楽しみ方が無限大。そして友達へのプレゼントとしてもぴったりなんです!

というわけで、ミョウバン結晶のハンドメイドを大人が全力で挑んでみたら結果は、想像以上に簡単で可愛くできた!
ということでした(めでたしめでたし!)

アレンジもやってみた!

基本の作り方に慣れたら、アレンジも楽しみ♥
アクセサリーを結晶化させる基本の手順に慣れたら、12種のレシピ以外のアレンジに挑戦したり友達との色違いバージョンや推しの色でアクセサリーを作ったりするのも、楽しみ方の一つです♥

会社の人にも遊んでもらったところ、みんな器用すぎて感動の涙が止まらないです。

まるで雪のような結晶が美しい✨

楽しくご覧いただけましたでしょうか?
作り方は本当に簡単で、できたアクセサリーはとっても可愛いので 、子どもの自由研究でも、親子のおそろいアクセでも、大人の推し活でもたっぷり楽しめます!
この夏、おうちで可愛い科学ハンドメイドをやってみませんか?🌟

担当編集のつぶやき

【担当編集が、キラキラ結晶アクセサリーを作りながら、人間と結晶を重ねて哲学したお話】

結晶って、特定な環境と温度でしか育てない点や、育てる環境と時間、もしくは聞かせた音や声が変わると結晶の形が全く違うそうです。
そうして見ると、人間自体も一つの結晶ではないかなあと。
世界には一つしかない、自分という時間や空間を結晶させた存在が自分となるってこと。
そこで、たむらしげるさんの『羊の宇宙』の中の一節も思い出してしまいました。
「石というのは、石という癖を持った、空間と時間なんだ」という。
この工作キットを作った経験も、今までのあらゆるでき事も、きっと私の中にある時間や空間が集まってできた結晶として、「私」という癖になっているのかなと、ついついいろいろ考えを巡らせてしまいます。
改めて振り返ってみると、やはりこの工作キットを作ったのはとても楽しい経験でした!
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この工作キットの楽しさを、ぜひぜひ実際にやって体感してみてくださいね~!!

(文・黄 怡華)

★ご紹介した書籍はこちら


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