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最近は納豆をおうちで作ります。

「え、納豆作るの!?」
と言われるんですが(「作れるもんなの!?」という驚き9割、「なんでそこまで」という引いてる感1割)、作れます。
意外と簡単だし、材料さえあればお手軽で安上がり。

なんなら自家製納豆のほうが個人的には好きなので、最近は市販の納豆を買う気がしない日々です。

使うもの

■材料
大豆(乾燥) 200g
市販の納豆  1パック

■道具
ボウル(大きめ)
圧力鍋(ちなみに私が使っている鍋はこちら
ざる
スプーン
ガラスの保存容器(ちなみに私が使っているのはこちら
なべ帽子(母作。こんなやつ
ソーラーほいろ(自作。詳細はこちら

作り方

1. 大豆をよーく洗う。
 (よーく、が重要。最初はあわあわするので、それが少なくなるまで。
  私は手のひらで結構ガシガシとこすり合わせ、水を2〜3回は替えてます。)

2. ボウルに大豆とたっぷりの水(3倍くらい)を入れて、18時間以上放置。
 (豆が丸→細長いフォルムになります。
  1日半位置いちゃったりもしたけど大丈夫そう。)

3. 大豆をざるにあげ圧力鍋に移したら、ひたひたの水を加えて圧力をかける。
 (高圧にします)

4. 圧力がかかってから5分加熱。

5. 火から降ろし、ソーラーほいろの中に鍋帽子を入れ、おもりが下りるまで保温。
 (1時間くらい放置。その間に市販の納豆パックは常温に戻します)

6. ここからはスピード勝負!
 圧力鍋を取り出し、中の豆をざるにあげる。(ほかほか)

7. 大豆がほかほか(というか熱い)うちに保存容器にin

8. 市販の納豆もin

9. スプーンで全体をしっかり混ぜる。

10. キッチンペーパーを納豆につかないようふんわり被せ、蓋をする。

11. ソーラーほいろの中の鍋帽子に戻し、保温しながら半日〜1日放置。

12. 冷蔵庫で1日程度熟成させたら出来上がり。

コツとかいろいろ

手作り納豆のつくりかたは探せばいろいろ出てくるので、
この通りじゃなくても、そういうレシピを参考にするので全然構わないと思います。あくまで我流ですから。

ここでちょっとだけ豆知識。

納豆は納豆菌(そのまんま)が発酵して作られる発酵食品なので、
納豆を作る=納豆菌に生きて働いてもらう、ってことなんですよね。
納豆菌が死なずに、かつ、他の菌よりも優位に働けば
腐らずに納豆が出来上がるということなのです(ぱんぱかぱーん)

で、実は、納豆菌はめちゃくちゃ生命力の強い菌なので
ちょっとやそっとじゃ死にません。100℃で煮沸しても生き残っちゃう。
とある本によれば、微生物実験で使われる滅菌器の基本設定の温度は納豆菌を死滅させられるかどうかで決まっているらしい。最強かよ!)

あとは元気に働ける環境を用意するだけ。
納豆菌の場合、40℃で相対湿度80%〜くらいが良いらしいので、茹でたてほかほかの状態で保温します。乾燥しすぎないように、気持ち茹で汁を足してあげたりするけど、かけ過ぎると納豆がお茶漬けのようになってしまうのよね…

あと、納豆菌の発酵には酸素が大量に必要です。呼吸するの。
だからあんまり深い容器じゃなくて、浅くて広い容器に広げて入れてあげてほしいし、空気の通り道ができるように密閉容器は避けたほうがいいです。

よく他のレシピでは、「ラップに穴を開けてぴったりと被せる」というのが多く紹介されています。保湿のためかなと思うけど、一度やったらべちゃべちゃに出来上がってしまったので(多分、蒸気が水滴になって溜まっちゃったのだと思う)、私は保湿と水滴が溜まるの防止の間をとって、キッチンペーパー方式にしています。

逆に熟成させるときには乾燥させちゃってOK。

発酵食を美味しく食べよう

手前味噌ですが(納豆だけど)、自分で作った納豆は格別です。
作り方はどうとでも変えて良くて、

大豆を茹でる(or蒸す)
 →納豆菌を加える
 →保温&保湿して発酵
 →熟成

さえすればOK。

発酵食って、思うよりもハードル低いので
おうち時間の楽しみ方の一つになるのではないかな。


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