岩手県盛岡市生まれ。 岩手に生きる私が景色と共に綴るささやかなdaybook。 趣味は…

岩手県盛岡市生まれ。 岩手に生きる私が景色と共に綴るささやかなdaybook。 趣味は音楽鑑賞(シティポップ/J-POP)、読書、旅行。

最近の記事

2024年1月

令和6年の日本は波乱に満ちた年明けを迎えてしまった。 元日午後にTVを点けた矢先目に飛び込んできた能登半島地震による震災の中継…それは2011年3月11日のあの光景を見た時のショックを鮮明に呼び起こさせた。 著名人の訃報も相次いでいる。電撃ネットワークの南部虎弾は岩手県民にとってはサガシゴロのCMでお馴染みの存在であった。もうあのCMがTVで流れる事はないと思うと奇妙な虚無感を覚えてきた。 私自身は昨年職を変えてからというもの平穏な時間を過ごしている。 3日は家族と八

    • 2023年8月

      今年の岩手の夏は厄介だ。去年よりも早い時期から30℃超えが始まっているし天気もよく荒れる。 ついでに私の職場の方も先月3人退職されたので今嵐が吹き荒れているほど忙しい。この日記を書いている今はお盆休み中。束の間の平和だ。 13日はお墓参りを済ませてから友人とラ・フランス温泉館へ行ってきた。 当日は和風の日で、大浴場とひのきの露天風呂で友人と並んで思い切り足を伸ばして湯船に浸かれて気持ち良かった。しかし室内のひのき風呂がいつの間にかなくなっていて少し寂しい。 上がったあとは

      • ゆりさんと私(2023/05/27)

        私はとても暑がりで5月後半ともなると半袖でないとやっていられなくなる。 そこで先日ヘッドホン型の扇風機を購入した。風の角度を自由に調整出来るし、重さも本物のヘッドホン並に軽くて全然邪魔にならない。 良い買い物をして勝ち確に浸っていた私は、どや顔でゆりさんに自慢することにした。 「見てー扇風機」 「ねえ今からそんなのつけてさあ、これから夏どうすんの?」 「乗り切れるからこれで」 「それファン?」 「ついてないタイプ。角度も動かせるよ」 「ほんとだ涼しい!」 「Amazonセー

        • ゆりさんと私(2023/05/17)

          私の職場にはゆりさん(仮名)というパートさんがいる。 ゆりさんは私より10歳上の方で、昔1年ほど一緒に働いていた。 ゆりさんは美人で気の強そうな顔をしているが、その実は繊細である。 ゆりさんと私は色んな事を言ったり言われたりする仲だったけれど、ゆりさんはご懐妊で1度退職されて以来会うことはなかった。 そんなゆりさんが出産と子育てを経て2年半ぶりに職場復帰された。私たちは久しぶりに話をした。 「おはようございます!」 「おはようございます。お久しぶりです」 「出産おめでとうご

        2024年1月

          2023年4月

          休職して2ヶ月半過ぎた頃、具合が大分良くなってきた私は復職を決意した。 心療内科の先生からも復職OKと言われたので会社に連絡をする。復職日は2週間後と決まった。 この2週間の間、私はとにかく体を動かすことに専念してみた。 体力を取り戻す為というのもあったけれど、それよりも無性に「体を動かしたい!」という思いに駆られた方が大きい。そこまで回復できた自分が嬉しかったのだ。 家の周りを散歩する、運動公園のランニングコースを1000m走る、亀田大毅の動画を見ながらボクササイズをす

          2023年4月

          2023年2月

          先月に続き依然としてしんどい状態が続いているけど峠は越した様に思う。 先日、お世話になっている心療内科の先生に「もっと自分を大事にしなさい」と叱られた。不思議なことにその日から自分の身体が軽くなったのを感じた。 「これまで色んな人の顔色を窺ってきたし、ちょっと自己中になっても良いか」 頭の中の私がそう語りかけてきたのだ。 現在の私は先生の勧めで休職中の身である。事を深く考えずに日々休みを謳歌している。人生小休憩中といったところだ。 先日友人を誘って喜盛の湯へ行ってきた。普

          2023年2月

          盛岡おでんせ!

          NYタイムズ紙よる「2023年に行くべき52ヵ所」特集に盛岡市が取り上げられていたので便乗。

          盛岡おでんせ!

          2023年の願い

          2023年1月3日。初詣に盛岡八幡宮へ参ってきた。 八幡宮に来るのは2年ぶりになる。 人も車もそれなりに混んではいたものの、コロナ禍以前と比べればやはり少なく感じた。 未だ自粛を続けている人もいるのだろう。行く方にとってはその分混雑せずに済むので快適だけど。 コロナ禍と言えば本坪鈴も無くなっていて驚いた。感染症対策として当然のことかも知れないけど、やっぱり寂しい。私は賽銭をした後、自分の平和と本坪鈴の復活を心から望んだ。 昨年は仕事量が増えて多忙になったりコロナに感染し

          2023年の願い

          コロナに感染したので体験談を綴る

          11月某日。仕事から帰宅した私は身体が酷くだるかったので早めに就寝したのだけど、翌朝になっても身体は重く熱を測ったら38.2℃… まさかと思いながら病院へ行きPCR検査を受けた結果は…陽性判定 こうして1週間の自宅待機生活が始まった。(公共機関を利用しない日用品の買い出しの為の外出は問題ないらしく、これは非常に助かった) まず仕事先に連絡した後、陽性者登録センターなるものに登録した。毎朝9時になると通知が来るので、その日の体温やいくつか項目に応えて送信するシステムになってい

          コロナに感染したので体験談を綴る

          喧騒のない朝の景色に身を委ねて

          今朝4時半に起きた私は喜盛の湯へ行ってきた。 着いたのは5時10分頃、既に20人程の先客がいた。 恐らく殆ど常連の人たちなのだろう。なにせ早朝は料金500円で入れるのだ。 温泉に行くのは2年ぶりになる。コロナ禍になって以降自宅の風呂で済ましてきたけれど、ふと外の風に癒しを求めて昨夜思い立った次第だ。 私は一目散に露天風呂へ入り思い切り手足を伸ばした。外の風と丁度良い気温の中で浸かる湯舟はとても心地よかった。 その後はシルクの湯と美泡の壺をハシゴして、最後は大浴場を満喫し

          喧騒のない朝の景色に身を委ねて

          山下達郎が好き

          山下達郎―私の最も好きなミュージシャンだ。 私が人生で初めて好きになった邦楽が硝子の少年/Kinki Kids(1997年)だった。 当時保育園児だった私は、家でも外でも所構わずこの曲を熱唱していたのを今でも覚えている。この時はまだ山下達郎なる存在を知らなかったのだが、今思えば既にタツローサウンドに虜にされていたのだろう。 私が小さい頃、家族でドライブに行く際に父がカーステレオで必ず山下達郎をかけていて、その時に名前と曲を少し覚えたと思う。 FOR YOU、Melodi

          山下達郎が好き

          夏が来る

          6月が始まって早一週間。今週に入ってから天候にも気温にも恵まれない日が続く。私は普段からダウナー気質なのだけども、ここまで続くとより怠惰に苛まれる。1日も早く晴れ間が差して欲しい。 子供の頃から夏が好きだ。天気が暖かいと身体も元気になれるし、ドライブにも快適な季節。青空の下を走りながら、クーラーを効かせた車内で山下達郎を聴くだけで心が軽くなるものだ。 最近の話をすると、私は毎年友人と小岩井農場へ行き、毎年6月下旬から7月上旬に行われる恒例行事・ホタルウォッチングに参加して

          夏が来る