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#1「縦ポン」は正義かアンチフットボールか

こんにちは。
こんばんは。
Hello!!

はじめまして
僕は日本の27歳で地元では強豪といわれるクラブや高校に所属し
いい成績を収めたり、収めなかったりして現在は一般企業勤務でサラリーマンをしているものです。

最近のコロナ期が
自分を見つめ直す丁度いい期間となり
このように、自分のサッカー感をしたためる事を始めてみました。
後々、改めて自己紹介の記事をかければと思います。

※発言はすべて個人の見解です。

さて、サッカー経験者や指導者の方
お父さん/お母さんの方々もいち度は聞いたことあるのではないでしょうか。

サッカーのおそらく最古の戦術
「縦ポン」

縦ポン自体が造語なので定義はないのですが以下自分の考えに近い
縦ポンの定義です。

・ボールを奪ったらとにかくFWやコーナフラッグめがけて放り込む

これです。
長身FWや快速のアタッカーの能力勝負でとにかくボールを前に
どんどん前にロングボールを蹴り込むあれですね。

僕は全国高校サッカーでよくみる意図のない「縦ポン」は大嫌いです。
(良し悪しは別として、高校サッカーは全国高校縦ポンサッカー大会)だと思ってしまいます...

しかしそこに戦術的意図のある「縦ポン」は大好物です。

実はあれ、ポゼッションサッカー信仰の強い日本では敬遠されがちですが
(特にジュニア世代/ジュニアユース世代から)
めちゃくちゃ有効な戦術なんですよね。

要は、効率がいい。

サッカーは残念ながら100本パスを回せば1点ではないスポーツなのです。

90分以内に相手より多くゴールを決めたチームが勝ち!!
という非常にわかりやすいチームスポーツなのですが

ここの原理原則に乗っ取ると
「縦ポン」は非常に有効なんです。

なぜか

縦ポンは相手攻撃を回避する戦術

僕は攻撃と守備は表裏一体として考えているのですが
縦ポンって実はリスク回避戦術として最強なんです。

攻撃時=放り込む先が(質的優位であれば)ほぼ必ずチャンスが生まれる
◎守備時=自陣でボールを奪われる最大の危険性の回避

こと日本の「縦ポン」愛好家監督の方々からは守備時のリスク回避で
縦ポンを使われる方が多いのではないでしょうか。

かなり理にかなっています
思い出してみてください。

お子さんのチーム/自分の応援するチームがボール回しに固執するあまりに自陣でボールを奪われてそのままゴールを許す場面。年に何度?いや結構ありますよね笑

そうなんです。

ここがサッカーの肝で
前記した、90分で相手より多く点をとる為に
チンタラチンタラ後ろでボール回す暇なんてないんですね笑

いかに効率よく点をとるか
しかも90分という時間の中で。

と考えた時に、縦ポンは非常に有効なんです。
ちょっと縦ポンのイメージ変わりましたか??

※戦術的に落とし込まなくてもある程度形になるので高校サッカーだとよく見られるのかもしれませんね。

ただ、ただね??

目的意識/戦術の徹底のされた「縦ポン」はめちゃくちゃ強いです。
(イメージは韓国/(少し前の)イングランド/(優勝した)名古屋グランパス/J2/J3)

プロでもしっかり多様する戦術です。

しかし

高校サッカーでよくみかける、とりあえず前にどんどん蹴り込む。

これって戦術?
サッカーなんですか??

監督/コーチはこれでどうなりたい?

ロングボールの優先順位/選手の距離/セカンドボールへの対応/寄せる位置
/ボールの回収位置/ロスト時リトリート?ハイプレ? などなど

ここまで以上に徹底して「縦ポン」戦術をするなら強いです。
弱小が競合にも勝てるでしょう。

これを考えずに試合になんとなく望み
なんちゃってで勝てるほど甘くはないんですよね。

弱小は選手の質で落ちるから「縦ポンカウンター」
は正解ではないとは思うんですよね。

結構勘違いしている監督さん多いのですが

選手の質で落るなら
「徹底した戦術管理の上での縦ポンカウンター」が正解
弱小が強豪を打ち破るのに必要で痛快な戦術なんです。

それでも、あなたは「縦ポン」は嫌いですか?
「縦ポン」意外と難しいんですよね。

次回は、日本の人気ナンバー1のポゼッションサッカーについて
解説していきますね!

ここまで読んでくれてありがとうございました!!

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では、また!!

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