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2.必見!誰でも効果の出る筋トレ方法!筋トレ前の事前知識。 Vol.1

 コロナによる自粛にて自宅で過ごす時間が増え、散歩やランニング、筋トレを最近始めたといった人は多いのではないでしょうか。素晴らしいことだと思います!しかし、なかには思っているほど効果が出ていないなって感じている人も多いのでは?
 筋トレは正しい方法で鍛えないと、鍛えたい部分を鍛えられないだけではなく、他の部分を鍛えてしまい不格好になったり、鍛えすぎて反対に太くなったりと理想の体とかけ離れた物になってしまうことがあります。「筋トレすると太くなる」と思っている女性は多い気がします。
 筋トレはすごくシンプル。動き方とターゲットとする筋が分かれば、誰でも簡単に行うことができるのです。


項目
「筋肉の知られざる効果とは」
「筋肉には種類がある」
「目的に合わせた筋トレ方法を知ろう」


筋肉の知られざる効果とは

 筋肉をつけると痩せる、筋肉が少ないから代謝が悪いと耳にすることがありますが、それってホントなのでしょうか?
 2015年に京都府立大学が筋肉と脂肪の関係性について論文を出しています。専門性が高いですが要約すると、「骨格筋(筋肉)は種々の物質を分泌しており、その総称をマイオカインと言います。このマイオカインの中に、骨格筋の運動刺激ならびに寒冷による震えにて分泌されるIrisin(イリシン)が発見され、このIrisinが白色脂肪組織を褐色様脂肪細胞に変換する作用があることが期待されている。」と発表しています。
 なにがなんだかわかりませんよね。これを解説すると、筋肉は1つの臓器であるため、肝臓や腎臓などの諸臓器と同じようにさまざまな物を分泌します。その総称をマイオカインと言います。このマイオカインの中に、運動刺激と寒さによって震えた刺激によってイリシンと呼ばれる物質があることが分かりました。脂肪には2種類あり、脂肪を蓄える作用のある白色脂肪細胞と、脂肪を取り込んで熱エネルギーに変換する褐色様脂肪細胞があります。イリシンは消費されないはずである白色脂肪細胞をエネルギーとして消費できる褐色様脂肪細胞に変換してくれるのです!だから筋肉があると痩せやすい・太りにくいのですね!

筋トレには種類がある

 筋肉の効果が分かったところで動き方の説明です。
 筋肉には白筋赤筋があります。
 白筋は瞬発性に優れてパワーを生み出す筋肉であり、ボディービルダーのようにパンプアップされた重い大きい筋肉です。
 赤筋は持久力としなやかさに優れた筋肉であり、長距離ランナーのような細いきれいなラインの、軽く小さい筋肉です。
 この2種類の筋肉があり、鍛え方によって見た目がボディービルダーのような筋骨隆々の体になるか、きれいなしなやかな無駄のない体になるか変わってきます。これは人それぞれによって鍛えたい筋肉は変わりますね。

目的に合わせた筋トレ方法を選ぼう

 基本的な筋トレの動き方は3種類あります。

 1 アイソキネティック(等速性収縮)
 2 アイソメトリック(等尺性収縮)
 3 アイソトニック(等張性収縮)
  3.A コンセントリック(求心性収縮)
  3.B エキセントリック(遠心性収縮)


1、アイソキネティック
 これは、等しい速度で等しい負荷量で運動を繰り返すことです。
 器具を使わず、1人で筋トレをする場合はこの運動をすることは難しいです。本来は骨折や麻痺の患者様に治療として使うことが多いです。

2、アイソメトリック
 これは、関節を動かさず筋肉に力を入れる運動のことをいいます。
 胸の前で手を合わせ、思い切り押し合ってください。そうすると胸の筋肉に力が入ると思います。これの事です!
 アイソメトリックの利点は、筋肥大効果が小さいことです。つまり、筋肉大きくなりにくいのです。深部の筋肉を鍛えることができるため、ウエスト細くすることや、きれいな腹筋を手に入れる方法として期待できます。

3、アイソトニック
 これは、一般的な筋トレ方法で、関節運動を伴う運動のことをいいます。
 ダンベルを持ち、肘を曲げると腕の筋肉(上腕二頭筋)を鍛えることができます。これは、筋肉を大きくすることやパワーを大きくする目的として行うことが多いです。
 アイソトニックは2つに分けられており、エキセントリック(遠心性収縮)のほうが筋肉が大きくなりやすいと言われています。
 エキセントリックとは、ダンベルを持ち曲げた肘を伸ばしていく時に発生う上腕二頭筋の刺激のことをいいます。つまり、筋肉が伸びていきながらも力が入っている状態です。

以上、筋トレ講座Vol1でした。すこしは参考になったでしょうか。
筋トレも細くなりたいならばやった方がいいです。それには正しい方法が必要です。それぞれの目的に合わせ、白筋か赤筋のどちらをターゲットとするのか、理想の体を手に入れるためにどの方法で筋トレをするのか考えてみて、これから筋トレをしていくことをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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