見出し画像

教えない教え方とは?

働く環境・学ぶ環境が多様化しており、物事や知識を教える方法も多岐にわたっています。今回は教育現場等で取り入れられている「教えない教え方」について備忘録がてらご紹介させていただきます。

教えない教え方とは?

少し言葉を言い換えると、自立型学習を指します。
自立型学習:他人の助けや支配なしに自分一人の力で物事を学習するスタイル

学習をする際に、問題の答えを知りたい・暗記したいという方に思考が先行しがちにですが、自立型学習では「〇〇学んで△△をやりたい!」「目的意識を引き出す」といったような刺激を、先生/講師の立場の人がバランスよく与えて、各自の自立を促すことが重要なポイントです。

以下は「教えない授業」実践する山本崇雄さんのインタビュー記事抜粋。

「各教科はあくまでも何かを達成するための手段。英語の場合は『言葉』を使ってどうしたいか、というところが大事。英語を使ってやりたいことが見えたときに、初めて文法を学ぶことの意味を知るのです」

東洋経済 ONLINE

全文はこちら。業界限らず通じるポイントがいくつも語られています。

関連書籍

「教えない授業の始め方」

こちら、先ほどご紹介させていただいた山本崇雄さんが、英語教育を題材に「教えない授業の始め方」を執筆した書籍になります。私が子供の時の教育方法から進化している部分があることに気づく一方、教育というものは永遠のテーマだということにも気づかされます。教育現場以外の方でも読みやすい書籍になっています。ぜひ手に取ってみてください!


「教えない教え方(仮)」*2023/3/16まで クラファン中

知り合いのスクラムマスターの方々が「教えない教え方」という書籍タイトル(予定)でクラウドファンディング中だったので、宣伝がてらご紹介させていただきます!本書は「Traning from the Back of the Room」という海外書籍の翻訳版になります。


=== 紹介文を一部抜粋 ===

ご興味が湧いたら、是非本書をお読みください。
「教えること」の概念を覆してくれるはずです。この本は教える仕事をしている方々にとって、現場で使えるテクニックが多く含まれています。

・ どのように自分の研修やトレーニングを設計したら効果的か?
・ どのように参加型のセミナーができるのか?
・ アクティブ・ラーニングが良いのはわかるが、実際どうすれば良いのか?
・ 学習者にもっと楽しみながら学習をしてもらうには?
・ 学習者の記憶に残る授業やトレーニングをどう作ったら良いのか?

これらの問いに対して具体的なツールや方法を提示してくれ、研修やセミナーを設計する際に何度も参考にできる心強いパートナーです。本書が出版されることにより、研修やセミナーの設計に悩みを抱えている多くの方の助けになるでしょう。

本書籍のクラウドファンディングHPより

”All or Nothing”のクラファンのため、プロジェクトが中止されても返金されるようになっており、クラファン初めての方でも安心そうです!

以下が原書になります。ただ、お値段的にもクラファン経由で入手した方がお得そうだったので、私はPDF版をクラファンしました(笑)。

最後に

本日は「教えない教え方」をテーマにご紹介させていただきました。ご覧いただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

#ビジネス書が好き

4,118件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?