【読了】アジャイルメトリクス

今回は、2022年11月に発売された「アジャイルメトリクス～アジャイルチームのパフォーマンスを向上する定量化とデータ収集法」をご紹介させていただきます。

アジャイルメトリクス

アジャイルメトリクス

本書は、サブタイトルにもあるように「アジャイルチームのパフォーマンスを向上する定量化とデータ収集法」に焦点を当てた書籍になります。

通常の開発プロジェクトでも、プロダクト/プロセスに関するメトリクス(指標)指標を立てて、測定→分析→改善→測定→・・・とサイクルを回すことはあると思います。

「プロダクト」メトリクス一例
・ユースケース数、複雑度、結合度、テストケースの網羅率、etc・・・

「プロセス」メトリクス一例
・工数、工期、生産性、インタビュー回数、レビュー指摘率、etc・・・

他にも沢山ありますが、このあたりのメトリクス情報はIPAの資料も参考になります。

「ソフトウェア開発分析データ集2020」の発行：IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

しかし、アジャイルチームに対する、パフォーマンス/生産性/チーム成熟度などのメトリクスに関しては、プロダクト特性およびプロジェクト特性に依存する部分も多い為、世の中的にも参考書籍があまり多くないですが、この書籍はそのあたりが網羅的に解説されています。

かなり実践的な内容が掛かれているため、部分的にも参考にすれば、チーム内のコミュニケーション・生産性・透明性の見える化につながると思います。是非読んでみてください！

また関連して、スクラム開発に関わるチェックリスト集も載せておきます。簡易的にデータを集めたり、情報収集するためのネタとして使えると思いますので、活用してみてください！

最後に

本日もご覧いただきありがとうございました。